米国から凱旋の岩井千怜「やっぱり勝ちたかった」 史上初の変則9ホール決戦で2位
国内女子ゴルフツアー・スタンレーレディスホンダ最終日が12日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード・パー72)で開催された。コースに発生した濃霧に伴う視界不良のため、競技形式を同ツアー史上初の変則9ホール(パー36)に変更。スタート時間が当初から4時間遅れた中、2位で出た岩井千怜(Honda)は3バーディー、1ボギーの34で回って通算11アンダーとし、2位に入った。今季から米女子ツアーを主戦場として1勝。6か月ぶりの凱旋試合でも強さを見せたが、「やっぱり、勝ちたかった」と悔しがった。優勝は、32で回って通算14アンダーとした河本結(RICOH)で今季2勝目、通算4勝目を飾った。

スタンレーレディスホンダ最終日
国内女子ゴルフツアー・スタンレーレディスホンダ最終日が12日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード・パー72)で開催された。コースに発生した濃霧に伴う視界不良のため、競技形式を同ツアー史上初の変則9ホール(パー36)に変更。スタート時間が当初から4時間遅れた中、2位で出た岩井千怜(Honda)は3バーディー、1ボギーの34で回って通算11アンダーとし、2位に入った。今季から米女子ツアーを主戦場として1勝。6か月ぶりの凱旋試合でも強さを見せたが、「やっぱり、勝ちたかった」と悔しがった。優勝は、32で回って通算14アンダーとした河本結(RICOH)で今季2勝目、通算4勝目を飾った。
ツアー史上初の変則9ホール決戦。使用ホールはクラブハウスに近く、比較的に霧の少ない1、9、10、11、14、15、16、17、18番となった。
岩井は1番パー4から第2打をバーディーチャンスにつけるも、2メートルのパットを決めきれずにパー。続く9番パー4では第1打を左に曲げ、スコアを落とした。
わずか9ホールの勝負で痛すぎるボギー。だが、10番パー3では、第1打をピン下1.5メートルにつけて起死回生のバーディーを奪った。そして、11番パー5では10メートルのロングパットを入れてさらにスコアを伸ばした。ただ、河本がスコアを伸ばしていたことも察していた。
「(河本がスタートから)バーディー、バーディーだったことは分かっていたので、『ちょっと厳しいかな』と思いながらプレーしていました。やっぱり、勝ちたかったですね」
国内では、再来週のマスターズGCレディースにも出場。その翌週からはマレーシアでのメイバンク選手権、日本開催のTOTOジャパンクラシック、米国に戻ってアニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカンに出場とハードスケジュールになる。
だが、双子の姉・明愛とともにタフな岩井は言った。
「私、ロングフライトが好きなんですよ。マレーシアは近くですし、楽に感じると思います。大丈夫です」
国内では開幕戦のダイキンオーキッドレディスを制しており、同一年で日米勝利も達成。両ツアーとも残り試合は少ないが、出る試合は全て勝ちいくつもりだ。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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