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米ツアー双子V、岩井姉妹を導く「鈍感力」 異国でも「何も変えない」 取材に垣間見せた自然体

女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは10日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード、パー72)で開幕する。今大会には米ツアー、米下部ツアーを主戦場にする6選手が出場。双子の岩井明愛、千怜(ともにHonda)はホステスプロとして、約6か月ぶりに国内ツアー大会に臨む。この間に2人は米ツアー初優勝を飾っているが、9日に応じた囲み取材では、いい意味の「鈍感力」を垣間見せた。

ホンダ・プレリュードの前に座り、笑顔で記念撮影に応じた岩井明愛(左)と千怜【写真:柳田通斉】
ホンダ・プレリュードの前に座り、笑顔で記念撮影に応じた岩井明愛(左)と千怜【写真:柳田通斉】

スタンレーレディスホンダが10日開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは10日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード、パー72)で開幕する。今大会には米ツアー、米下部ツアーを主戦場にする6選手が出場。双子の岩井明愛、千怜(ともにHonda)はホステスプロとして、約6か月ぶりに国内ツアー大会に臨む。この間に2人は米ツアー初優勝を飾っているが、9日に応じた囲み取材では、いい意味の「鈍感力」を垣間見せた。

 明愛と千怜はプロアマ大会を終えると、クラブハウス前に展示されているホンダ・プレリュードの前に座り、笑顔で記念撮影に応じた。まずはホステスプロとしての役目を果たし、別々に囲み取材を受けた。

 今季、最後に国内ツアーに出場したのは4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで、約6か月ぶりの凱旋試合。千怜はこの間について「ゴルフに集中していましたし、充実していました」と実感を込めた。

 米ツアーには今季からの本格参戦。4月の時点で「日本でやってきたまま、何も変えずにやっていきたいです」と話していたが、確認すると、プレースタイル、技術、クラブも「全く変えずにやってきました。それでやれてきました」と胸を張った。

 結果は21試合出場で1勝を含めてトップ10入り4度、年間ランキング12位につけている。堂々たる成績で、記者から現在のランキングを聞かされると「そうなんですか。その辺は何も考えてこなかったので」と言い、目を丸くした。

 21試合出場、1勝を含めてトップ10入り6度、年間ランキング8位の明愛も同様だった。コースによって「芝質の違い」を感じてはいたが、「あまり詳しくないので、練習ラウンドでどういうショットが必要なのかを感じて、試合で対応していました。悩むことはなかったですね」と振り返った。

 前週はチームでハワイに滞在。2人は試合(ロッテ選手権)を前にサーフィンで波に乗る姿をインスタグラムでアップするなど、転戦生活を楽しんでいる様子も垣間見せた。

千怜「(サーフィンは)初めてでしたが、一発で(ボードに)立てました。うれしかったです」

 2人とも疲れた様子はなく、プロアマ大会でも笑顔を見せ続けた。

千怜「風が強いので低いボールを打つ練習をしています。あとはパットでカップオーバーすることを心掛けています」

明愛「今週はホステスなので、テレビに映る位置で回りたいです」

 どこでプレーしていても、同じようにコースと向き合い、気負うことなくベストを尽くす岩井姉妹。今大会も「変わらない姿」を見せるつもりだ。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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