帰国の原英莉花、19分間ユーモア満載 報道陣30人に「すっげ~」 過酷な米下部ツアーとの違いは
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは10日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード、パー72)で開幕する。今大会には、渋野日向子(サントリー)、古江彩佳(富士通)ら米ツアーを主戦場にする5選手が出場。米下部ツアー・EPSONツアーを戦い抜いて、年間ランキング5位で来季米ツアー出場権を獲得した原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)も出場する。原は9日、今季国内ツアー初出場を前に異国の地での挑戦をしみじみと振り返った。

スタンレーレディスホンダが10日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダは10日、静岡・東名CC裾野・桃園C(6435ヤード、パー72)で開幕する。今大会には、渋野日向子(サントリー)、古江彩佳(富士通)ら米ツアーを主戦場にする5選手が出場。米下部ツアー・EPSONツアーを戦い抜いて、年間ランキング5位で来季米ツアー出場権を獲得した原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)も出場する。原は9日、今季国内ツアー初出場を前に異国の地での挑戦をしみじみと振り返った。
前夜に帰国した原は、この日正午過ぎにコースに到着した。ラウンドする時間はなく、練習のみで感触を確かめた後に取材陣約30人の前に立った。そして、笑みを浮かべて言った。
「すっげ~」
ギャラリーも取材陣もほとんどいないEPSONツアーから一転の光景。「こういうのは久しぶりですか」と問われると、「とても」と即答した。
まず、来季の米ツアー出場権を獲得した心境を問われると、「ホッとしているのと引き締まってるのと両方です」と返した。今季は国内ツアーのシード権を放棄してEPSONツアーに専念した。だからこその重圧もあった。
「(米ツアー出場権を)獲らなければと思っていました。スポンサーさんに後押ししてもらって、挑戦できていたので。年齢的にもラストチャンスだという思いもありました。ただ、久しぶりにゴルフが『楽しい』と感じた1年でもありました」
日本を離れた理由の一つには、「飛距離」の問題もあったが、それも解消されたという。
「伸びた(笑)。去年よりも30(ヤード)ぐらい」
この返答に取材陣からどよめきが起きると、逆に「えっ」とリアクション。そして、続けた。
「(椎間板ヘルニアによる腰痛からの)回復もあるだろうし、クラブの面もあると思うし、トレーニングを結構ハードにやってきた部分も大きいかもしれません。でも、去年が飛ばなさすぎて、235ヤードぐらいのキャリーになっていたんです。なので、元に戻った感じです」
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