ロシアでショーデビュー＆ザギトワと初共演、最後はエサをもらってご満悦

　フィギュアスケートの平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ（ロシア）が、愛犬マサルと初めてアイスショーで共演した。ザギトワが昨季着用したチュチュ姿の衣装を模したドレスをまとったマサルは、ザギトワのコーチに抱えられ、場内を一周。ザギトワからエサももらい、会場から大歓声を浴びた。

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　ついにマサルがショーデビューだ。20日にロシアで行われたアイスショー「チャンピオンズ・オン・アイス」の終盤。「マサル～」のアナウンスで登場したのは、チュチュ姿の衣装をまとったマサルだった。昨季、ザギトワが着用した衣装を模したもの。先日、この姿でロシア人気番組に出演し、大きな話題を呼んだが、ついに氷上で初お披露目した。

　ザギトワに導かれるようにして足を滑らせながら、たどたどしい足取りでリンクを歩くマサル。すると、ザギトワのコーチを務めるダニイル・グレイヘンガウス氏が抱え上げ、場内を一周した。マサルは「フゥーッ！」という声援を浴びながら会場を見回し、緊張するどころか、どこか満足げ。戻ってくるとザギトワにエサをもらい、ご満悦の表情だ。

　マサルはもう1歳に。先日、ロシア番組に出演した際は「彼女は自分で滑ります。きっと彼女はそこ（日本）でリンクに出るでしょう。私が彼女を初めてリンクに連れて行った時、彼女はなぜか走り始めず、リンクを舐め始めたんです。とっても変でしたけど、もちろんその姿も好きになりました」と語り、愛情たっぷりにエピソードを披露していた。