パッキャオ、世紀の判定負けに“疑惑”の声 米中継局ESPN「議論呼ぶ大番狂わせ」
「私はこれを尊重する」…“疑惑の判定”も言い訳なし、再戦を宣言
ジャッジが1−2でブラッドリー勝利を告げると、会場には巨大なブーイングが鳴り響いた。試合後の4日後にはWBOの国際ジャッジがビデオ検証を行い、参加した5人全員がパッキャオ勝利と判定するなど、完全な誤審だった。パッキャオは14年と16年にブラッドリーと再戦し、リベンジを果たしている。
しかし、38歳の英雄は言い訳することはなかった。
「これはジャッジの判断。私はこれを尊重する」
さらに、契約に織り込んでいたホーンとの再戦権を行使する意向を質問されると、力強くリベンジを誓った。
「間違いなく、イエスだ。我々には再戦条項があるんだ。だから、何の問題もない」
よもやの形で王座陥落したパッキャオ。果たして、宣言したホーンとの再戦で雪辱を果たし、文句ない勝利を収めることができるのか。世界度の注目度は増しそうだ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文