トゥクタミシェワ、“魂の3A”成功 重鎮タラソワ氏も感激「涙が出てしまいます」
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(マリンメッセ福岡)は11日、女子ショートプログラム(SP)でエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は80.54点をマークして2位。世界選手権で代表漏れした悔しさをぶつけるように圧巻の3回転アクセルを決め、ロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏は「涙が出てしまいそうです」と感激している。
世界選手権に漏れた悔しさ晴らす演技を称賛「あなたはなんて偉い子なの」
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(マリンメッセ福岡)は11日、女子ショートプログラム(SP)でエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は80.54点をマークして2位。世界選手権で代表漏れした悔しさをぶつけるように圧巻の3回転アクセルを決め、ロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏は「涙が出てしまいそうです」と感激している。
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リーザが“らしさ”を存分に発揮した。トゥクタミシェワは魂を込め、冒頭の3回転アクセルを高い跳躍から完璧に決めた。以降も大きなミスのない演技を披露。世界選手権の舞台に立つことができなかった悔しさをエネルギーに変え、堂々たる演技を披露してみせた。これにはロシアの重鎮も感銘を受けたようだった。
国営放送で解説を務めたタラソワ氏は、3回転アクセルを決めたシーンで「素晴らしい!」と唸るように声を出した。さらに、演技終了後は「ブラボー、リーザ!」と喝采。「あなたはなんて偉い子なの。ミーシン氏とともに状態をキープし、このように集中して滑る技能も取っておきました。どれだけ彼女が素晴らしく滑ったか、見たでしょう」と賛辞を並べた。