敗者アフマダリエフに辛辣評価「D」 米ESPNが忖度なし採点「なぜならイノウエが明らかに…」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が14日、名古屋市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。見せ場がなかったアフマダリエフに対して、米スポーツ専門局「ESPN」は「全く対応できなかった」と評している。

敗者アフマダリエフを米メディア採点
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が14日、名古屋市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。見せ場がなかったアフマダリエフに対して、米スポーツ専門局「ESPN」は「全く対応できなかった」と評している。
井上の攻撃力に成す術がなかったアフマダリエフに対して、「ESPN」は「D+」と忖度なしで採点。着実にダメージを与えた井上とは対照的な戦いぶりに「イノウエのスピートとテクニックに全く対応できなかった」と辛辣に評した。井上は「A-」の採点だった。
アフマダリエフも的確にパンチを顔面に入れる場面こそあったが、「『モンスター』を倒すほど強くも速くもなかった」と実力差を指摘。「カウンターパンチに頼って切り抜けようとした」と陣営の戦略を伝えつつ、「その計画が成功する確率はゼロだった。なぜならイノウエが明らかに別の次元で動いていたからだ」とした。
“最大の強敵”に対して、井上は試合後の会見で「100点をつけてもいい」と満点評価。記事では「アフマダリエフは、ほとんどの対戦相手に対して自身の身体能力とカウンターパンチに頼って勝利を収めることができたが、世界最高のパウンド・フォー・パウンド選手の一人に対しては、そのような幸運はなかった」と、実力不足を伝えていた。
(THE ANSWER編集部)
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