会見欠席アフマダリエフ、敗戦2日後に一言 日本へ「おもてなしと敬意をありがとう!」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦に3-0(118-110×2、117-111)の判定勝ちを収めた。敗れたアフマダリエフは、試合後の会見に姿を見せなかった。16日になって、SNSに感謝を記している。

SNSに記した感謝とは
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦に3-0(118-110×2、117-111)の判定勝ちを収めた。敗れたアフマダリエフは、試合後の会見に姿を見せなかった。16日になって、SNSに感謝を記している。
井上は序盤からジャブ、ボディーストレートを放ちながらも、アフマダリエフの強打を避ける落ち着いた戦いぶり。4回にはワンツー、軽快なステップからの攻撃も披露。6回終盤、井上が強烈な左ボディ3連発。着実にダメージを与え、場内も「尚弥コール」が沸き起こった。9回には笑顔を見せる余裕もありスピードの差を見せつけた。最終12回まで全く隙を見せず、アフマダリエフを完封した。
12ラウンド戦ったアフマダリエフは、判定を聞いた瞬間から拍手。決着後にも互いにハグして健闘を称えあった。試合後の会見には現れず。16日になって、インスタグラムにこう記した。
「サンキュー! 名古屋、サンキュー! おもてなしと敬意をありがとう、日本!」
アフマダリエフは井上と対面するまで、挑発的な発言が米メディアで取り上げられるなどしてきた。ただ対戦が決まり、来日後は紳士ぶりを見せている。対戦2日前の会見では「階級を上げても勝利を重ねていることを尊敬しているし、戦績は立派だと敬意を持っている」と井上への敬意を口にし、井上陣営に「チャパン」と呼ばれる中央アジアの民族衣装をプレゼント。尊敬する相手への伝統的な贈り物だった。
(THE ANSWER編集部)
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