井上尚弥が強すぎて“錯覚” アフマダリエフが「ゆっくりに見えたかも」大橋会長が大絶賛
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦から一夜明け、横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は3-0(118-110×2、117-111)の判定勝ち。「最大の強敵」を終始圧倒し、世界最多となる5度目の4団体同時防衛に成功した。陣営の大橋秀行会長は「予定以上の展開」と井上を大絶賛した。

大橋ジムで一夜明け会見
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が15日、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦から一夜明け、横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は3-0(118-110×2、117-111)の判定勝ち。「最大の強敵」を終始圧倒し、世界最多となる5度目の4団体同時防衛に成功した。陣営の大橋秀行会長は「予定以上の展開」と井上を大絶賛した。
大橋ジムで会見した井上は「ひと安心です。この試合に懸ける思いが強かった」と安堵の表情。大橋会長も「昨日は作戦の予定以上の良い展開で勝つことができた。ホッとしたのと満足感でいっぱいの現在です」と胸を撫でおろした。
井上にとっては首都圏以外で始めてとなる名古屋での開催。チケットは即完売した。会場のIGアリーナでは約1万6000人が熱狂。大橋会長は会場の盛り上がりについて「相手のコールが起きていましたが、それを打ち消す『尚弥』コール。何回もあって……。あれが感動した。ファンの応援が力になるってこういうことなんだ」と心に響いた様子だった。

名古屋駅構内やバス停などには告知ビジュアルが掲載され、スマホで撮影している人がいたるところで見られた。井上は今後12月にサウジアラビアでの興行、その後は中谷潤人(M.T)との東京ドームでの試合が計画されている。その後に見据えている開催地について聞かれると、大橋会長は「色々考えたいですが、地方でやると喜ばれますよね。開催するのは大変ですけど」と話した。
井上はアフマダリエフを終始圧倒。9回には笑顔を見せる余裕もあり、最終12回まで全く隙を見せずに完封した。大橋会長は「見事なボクシングをやってくれました。正直、初めて見る人はアフマダリエフを『こんなもん?』って思った人がいるかもしれないですが、井上とのテクニックとスピードの差でゆっくりに見えたかもしれない。でも実力は相当ありますよね」と改めてアフマダリエフを評価した。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











