勝利直後は硬い表情、松本流星が一夜明けで笑った「安心して…」 ジム史上最速の世界王者、欲しかった“ごほうび”

ごほうびに欲しかったもの「夏がなかったので…」
兵庫県出身。4歳でボクシングを始めた。中学2年で父親と上京し、2022年の全日本選手権優勝。23年2月にプロデビューした。帝拳の中でも競技歴が長く、ジム最速となる7戦目で世界王者になった。
会見後はトレーナーらに囲まれ記念撮影。「もう練習再開するか!」といじられ、戸惑いつつも笑顔を見せた。世界王者となった自身へのごほうびは何かという質問には「今年は(トレーニングで)夏がなかったので、夏を感じられる国に行きたい」と望んだ。
陣営の浜田剛史代表は「ここのところ伸びてきたので、世界戦とタイミングが合った。途中採点ではありましたが、やろうとしたことができたと思います」と松本を評価。「どこで高田くんが出てくるかというところでのアクシデントだった。高田くんも残念だろうし、やっぱりもう1回やらなければいけない」と、真の決着をつける機会を願っている。
高田は救急搬送され検査を受けたが異常なし。その後会場に戻り、記者会見に臨んだ。判定負けという結果には「もう1回、再戦できたらなと思います」と、悔しさをにじませていた。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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