勝利直後は硬い表情、松本流星が一夜明けで笑った「安心して…」 ジム史上最速の世界王者、欲しかった“ごほうび”
ボクシングのWBA世界ミニマム級王者・松本流星(帝拳)が15日、高田勇仁(ライオンズ)との王座決定戦から一夜明け、都内の所属ジムで会見した。14日に名古屋市のIGアリーナで行われた試合は、負傷判定で3-0(50-45×2、50-46)の判定勝ち。試合直後は笑顔がなかったものの、この日は表情を少し緩ませ新王者の実感を噛みしめていた。

ジム史上最速の7戦目で世界王者に
ボクシングのWBA世界ミニマム級王者・松本流星(帝拳)が15日、高田勇仁(ライオンズ)との王座決定戦から一夜明け、都内の所属ジムで会見した。14日に名古屋市のIGアリーナで行われた試合は、負傷判定で3-0(50-45×2、50-46)の判定勝ち。試合直後は笑顔がなかったものの、この日は表情を少し緩ませ新王者の実感を噛みしめていた。
対照的なキャリアを歩んできた同学年の日本人対決は、波乱の展開となった。5回に松本の頭が高田の顔面に当たり、高田は眉間から血を流して倒れた。偶然のバッティングにより試合は終了。既定の4ラウンドを超えたため負傷判定となり、3-0で松本が新チャンピオンとなった。
一夜明けて、松本は傷一つない綺麗な顔で会見に臨んだ。率直な思いを聞かれると「昨日はやっぱり高田選手が心配で喜びとかはなかったんですけど、会場に戻って来られて(その後の)試合を見られていた姿をみると安心して、少しずつ実感が湧いてきました」。試合内容については「ゲームプラン、展開は練習してきた通りです。何事もなく、うまくハマりました」と振り返った。
試合後どう過ごしたのか問われると「寝付くのが遅くて(午前)4時ぐらいに寝ました。寝過ぎてしまい、朝食も食べたかったが出発時間を過ぎていた」と苦笑い。今後の目標については「ジムとしてもチャンピオンが増えていくと思う。負けないようにみんなで切磋琢磨して強いボクサーになりたい」と力を込めた。
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