「東京はカオス、鳥取は完璧よ」 ジャマイカから初来日、うちわで書道に挑戦した「ネヨカ」【東京世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会は13日から国立競技場で熱戦が繰り広げられている。東京での世界陸上開催は1991年以来34年ぶり。2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の日本開催となる。現地で取材する「THE ANSWER」は、日本の文化に触れた世界最高峰のアスリートやメディア関係者らを直撃。女子ハンマー投げに出場したネヨカ・クルニス(ジャマイカ)はカタカナで自らの名を記したうちわを手に取材エリアに現れた。

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会は13日から国立競技場で熱戦が繰り広げられている。東京での世界陸上開催は1991年以来34年ぶり。2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の日本開催となる。現地で取材する「THE ANSWER」は、日本の文化に触れた世界最高峰のアスリートやメディア関係者らを直撃。女子ハンマー投げに出場したネヨカ・クルニス(ジャマイカ)はカタカナで自らの名を記したうちわを手に取材エリアに現れた。
「ネヨカ」
白いうちわに、力強いカタカナ3文字が記されていた。「私の名前なの」と嬉しそうに掲げたクルニス。「自分で書いたのよ。昨日ロビーのところに書道の道具が用意してあったから、自分の名前をここに書きたいって言ったの」。日本人スタッフに指導してもらったようで、他にも「レジリエント(逆境や困難への適応力のこと)」の書き方も教わったという。
来日は初めて。「周遊するのが大好きなんだけど、日本、東京はカオスすぎるわ。鳥取はパーフェクト。車も人も多くないから」と笑う。ジャマイカの首都キングストン出身のクルニスにとっては、混雑する東京よりも事前キャンプ地の鳥取のほうが水が合ったようだ。
鳥取では日本の食事にも挑戦。「名前はわからないけど麺類と、エビフライを食べたわ。あとはお肉も美味しかった」。71メートル83のジャマイカ記録を持つクルニスだが、14日の予選では全体25番目の68メートル24で決勝進出ならず。無念の結果だったが、大会前だったために控えた未知の日本食も試してみたいと笑顔で取材エリアを去っていった。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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