日本と違って「生の魚は苦手だから…」初来日ジャマイカ女子の計画 最優先事項は「鬼滅の刃よ!」【東京世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会は13日から国立競技場で熱戦が繰り広げられている。東京での世界陸上開催は1991年以来34年ぶり。2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の日本開催となる。現地で取材する「THE ANSWER」は、日本の文化に触れた世界最高峰のアスリートやメディア関係者らを直撃。女子円盤投げで予選B組6位で決勝進出したサマンサ・ホール(ジャマイカ)に話を聞いた。(取材=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)

東京世界陸上
陸上の世界選手権東京大会は13日から国立競技場で熱戦が繰り広げられている。東京での世界陸上開催は1991年以来34年ぶり。2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の日本開催となる。現地で取材する「THE ANSWER」は、日本の文化に触れた世界最高峰のアスリートやメディア関係者らを直撃。女子円盤投げで予選B組6位で決勝進出したサマンサ・ホール(ジャマイカ)に話を聞いた。(取材=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
◇ ◇ ◇
――今日のパフォーマンスについて。
「最高だったわ。今日初めて決勝に進出したのよ!」
――日本の気温と湿度はどう?
「それほど悪くはないと思う。気温はあまり気にしないようにしていたわ」
――日本に来るのは初めて?
「ええ、初めてよ」
――日本はどう?
「最高よ! ここの人たちは礼儀正しくて親切で、温かくて。いつも助けてくれるの。日本の文化が大好き」
――一番好きな日本文化は?
「スシよ。日本食と言えばスシを思い浮かべるわ」
――なぜ寿司が好きなの?
「北米では生の魚を食べるのが苦手だから、調理する傾向があるの。そもそも生の魚の調理方法も知らないと思う。だからここでスシを食べて、生の文化を直接体験したいの」
――ジャマイカと日本の違いは?
「言語と人々かな」
――人々の違いとは?
「ジャマイカ人は少し積極的だと思う。友好的なの。攻撃的なわけじゃないわ。日本人はもっと礼儀正しい。いつも『すみません』や『ありがとう』と言ってくれる。どちらも違ったやり方で友好的だと思うわ」
――日本滞在で一番驚いたことは?
「部屋が小さいことかしら。鳥取に滞在していた時、屋根が凄く狭かったの。だから時々身をかがめたりしているわ」
――決勝のあとに自由時間はある?
「明日の決勝の後、大会の残り期間は自由よ」
――どこか行きたいところある?
「鬼滅の刃の映画が見たいの! 日本では長い間、上映されているけど、北米では最近上映され始めたばかり。だから一番の優先事項は映画を見ることよ」
――日本で見たいの?
「そうね。英語版があれば良いんだけど……。でも大好きな映画だし、作られた場所で見ることが出来るのは楽しみ。私にとっては最高よ」
――鬼滅の刃が一番好きなアニメ?
「デスノートかな」
――どうして好きになったの?
「あれは初めて出会ったアニメなんだけど、ライトの考え方に興味をそそられたの。彼はたまに制御不能になって、自分を神様みたいに思ってしまう。でも前まで、彼の考え方がちょっと好きだった。でも、力が強すぎると、自分が神様みたいに思えてしまうんだって気づいたの。とにかく、物語の成り立ち方がすごく好き。全部好き」
――いつ見たの?
「初めて見たのは2019年よ」
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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