同じ27歳、キャリアは正反対…ボクシング世界戦で日本人同士の激突 高田「楽しむ」松本「夢叶える」
ボクシングのWBA世界ミニマム級(47.6キロ以下)王座決定戦12回戦が14日、名古屋市のIGアリーナで開かれる。13日には会場のサブアリーナで前日計量が行われ、同級1位・高田勇仁(ライオンズ)と同級2位・松本流星(帝拳)がともに47.5キロで一発パス。対照的なキャリアを歩んできた同学年による一戦が成立した。

Leminoで独占生配信
ボクシングのWBA世界ミニマム級(47.6キロ以下)王座決定戦12回戦が14日、名古屋市のIGアリーナで開かれる。13日には会場のサブアリーナで前日計量が行われ、同級1位・高田勇仁(ライオンズ)と同級2位・松本流星(帝拳)がともに47.5キロで一発パス。対照的なキャリアを歩んできた同学年による一戦が成立した。
17歳でプロデビューした高田はプロ28戦目で世界初挑戦の切符を手にした。計量後は「一安心です」と安堵の表情。これまでの試合よりも減量に苦しんだという。取材に応じながらすっぽんスープを飲んでエネルギーを蓄えた。ジム初の世界王者を目指す。「楽しむという思いでいく」と力を込めた。
対する松本は7戦目で世界初挑戦。エリート街道を歩んできた。「子どものころからの夢を叶える。いつでも戦えるように気持ちは整っています」と静かな口調で意気込んだ。
興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。ともに27歳で、戦績は高田が16勝(6KO)8敗3分、松本が6勝(4KO)。
14日の興行はトリプル世界戦。メインイベントでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦。セミファイナルではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)との3度目の防衛戦に臨む。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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