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「尚弥さんより派手に倒したい」 後輩・武居由樹がV3戦へ闘志 挑発的に近づく相手に「燃えた」

ボクシングのWBO世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦が14日、名古屋市のIGアリーナで行われる。13日は同会場のサブアリーナで前日計量が行われ、同級王者・武居由樹(大橋)が53.5キロ、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)が53.4キロでクリア。武居は3度目の防衛戦。大一番が成立し「(井上)尚弥さんより派手に倒したい」と力を込めた。

前日計量に臨んだ武居由樹【写真:徳原隆元】
前日計量に臨んだ武居由樹【写真:徳原隆元】

14日に武居由樹VSメディナ

 ボクシングのWBO世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦が14日、名古屋市のIGアリーナで行われる。13日は同会場のサブアリーナで前日計量が行われ、同級王者・武居由樹(大橋)が53.5キロ、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)が53.4キロでクリア。武居は3度目の防衛戦。大一番が成立し「(井上)尚弥さんより派手に倒したい」と力を込めた。

 武居は落ち着いた表情で計量台に乗った。クリアのアナウンスを聞き、ポーズを取ると集まったファンが歓声を送った。ベルトを肩に掛けてフェースオフ。メディナは挑発するかのように一歩近づき、互いににらみ合った。

 計量後に武居は取材に応じ「コンディションはすごくいい。メディナと向き合った時に良い表情をしてきたし、向こうから詰めてきたので燃えた。スイッチを入れてくれた」と闘志を見せた。試合については「打ち合いの展開はどこかである。向こうも気持ちが強い」と予想した。

 興行のメインイベントでは、大橋ジムの先輩・井上尚弥がアフマダリエフと戦う。武居はこの日、集まったファンの歓声について「尚弥さんの人気がもちろんあると思うんですけど」と前置きし「いいモチベーションになる」と感謝した。続けて「試合内容では尚弥さんより派手に倒したい」と意気込んだ。

 対するメディナは打ち合いの試合展開になるかと問われると「全ての可能性がある。タケイ次第。タケイが来るのだったら打ち合う」と答えた。自身から詰め寄ったフェースオフについては「公開計量だから盛り上げようと思った」と不敵な笑みを浮かべた。

至近距離でにらみ合う武居由樹(左)とクリスチャン・メディナ【写真:徳原隆元】
至近距離でにらみ合う武居由樹(左)とクリスチャン・メディナ【写真:徳原隆元】

 メディナは元WBC世界同級ユース王者の実力者。また、WBC世界同級1位・那須川天心(帝拳)のスパーリングパートナーを務めた経験もある。その那須川からは「頑張って」とエールをもらっていたことを明かし「彼はいつも俺を手伝ってくれる」と思いを口にした。

 興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は29歳の武居が11勝(9KO)、25歳のメディナが25勝(18KO)4敗。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)


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