マスコットのTシャツ砲直撃で指骨折 女性ファンが1億円超の賠償求め、球団訴える
米大リーグ・アストロズの球団マスコットがファンサービスの一環として行っている“Tシャツキャノン”を至近距離から放ち、客席にいた女性客が負傷。球団を訴え、100万ドル(約1億1120万円)以上の賠償を求めているという。ヒューストンの地元メディア「ABC13」電子版が伝えている。
ファンサービスが…ア軍マスコットのTシャツキャノンが至近距離で直撃、訴訟に
米大リーグ・アストロズの球団マスコットがファンサービスの一環として行っている“Tシャツキャノン”を至近距離から放ち、客席にいた女性客が負傷。球団を訴え、100万ドル(約1億1120万円)以上の賠償を求めているという。ヒューストンの地元メディア「ABC13」電子版が伝えている。
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記事では、8日に行われた訴訟によると、ジェニファー・ホーティーさんは昨年7月8日の試合で三塁後方に座っており、アストロズの球団マスコット「オービット」が観客席に向けて放ったTシャツキャノンが至近距離で命中し、左人さし指が折れたと主張していると伝えている。
ホーティーさんは「人生に大きな影響を与える出来事でした。もし、他の人に起こったとしても……同じように感じると思います」「アストロズとは関係のないことです」と語っているという。
訴訟によると、ホーティーさんは試合後に救急処置室へ行き、重度の骨折を負っており、手術が必要になると言われたと伝えている。記事では、現在も痛みや腫れが引かず、治療に週2回通う必要があり、昨年10月に2本埋め込まれたスクリューを取り除く手術を受けたが、恒久的な障害が残っていることもレポートしている。
「アストロズに何かできることがあると思うんです。医療費、複数の手術で1万5000ドル(約167万円)を超えています」とホーティーさんは語っているという。
一方、訴訟に対してアストロズも声明を発表。「アストロズはオービットのTシャツランチャーに関する訴訟について、認識しています。主張に同意することはできません。アストロズはこれからも、試合中にTシャツランチャーを使用します」とした、という。
(THE ANSWER編集部)