10年目 VS 7戦目、対照的キャリアの日本人が世界戦 高田勇仁「何が何でも」松本流星「期待に応えたい」
ボクシングのWBA世界ミニマム級王座決定戦12回戦が14日に、名古屋市のIGアリーナで行われる。12日は同市内で会見が開かれ、同級1位・高田勇仁(ライオンズ)と同級2位・松本流星(帝拳)が心境や意気込みを語った。興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は27歳の高田が16勝(6KO)8敗3分、27歳の松本が6勝(4KO)。

14日にWBA世界ミニマム級王座決定戦
ボクシングのWBA世界ミニマム級王座決定戦12回戦が14日に、名古屋市のIGアリーナで行われる。12日は同市内で会見が開かれ、同級1位・高田勇仁(ライオンズ)と同級2位・松本流星(帝拳)が心境や意気込みを語った。興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は27歳の高田が16勝(6KO)8敗3分、27歳の松本が6勝(4KO)。
高田は2015年に17歳でプロデビュー。勝ち負けを繰り返しながらもプロ28戦目で世界初挑戦の切符を手にした。「長いボクシング人生で、やっとチャンスが来た」と噛みしめている様子。松本については「上手くて強い選手という印象がある」と語り「自分はカッコつけずに、ジム初の世界チャンピオンになる。何が何でも獲りに行く」と力を込めた。古山哲夫会長は「ワクワクしかない。高田に期待しています」と力強く言い切った。
対する松本は23年2月にデビューし、7戦目で世界初挑戦というエリート街道を進む。「夢が叶う日が近づいていると思う。世界挑戦させていただけるということ、会長の期待に応えたいです。高田選手は熱い気持ちでくると思うので上回りたい。良い試合になると思う」と冷静な口調で話した。帝拳ジムの浜田剛史代表は「これだけ急激に伸びた選手も珍しい。パワーもついてタイミングもよくなった」と太鼓判を押した。
対照的なキャリアを持つ高田と松本は、WBA同級正規王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)がWBO王座を統一し、スーパー王座に昇格したため、空位となった正規王座を懸けて争う。
14日の興行はトリプル世界戦。メインイベントでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦。セミファイナルではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)との3度目の防衛戦に臨む。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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