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賛否呼ぶ「イケメン」容姿報道 女性誌で特集され…当事者の本音「そこから応援につながれば」――陸上・橋岡優輝

13日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)で走り幅跳びに出場する日本代表・橋岡優輝(富士通)が、「THE ANSWER」のインタビューに応じた。2021年東京五輪で6位入賞を果たした日本のエースジャンパー。“イケメンアスリート”として取り上げられる現状について本音を聞いた。

陸上世界選手権東京大会で男子走り幅跳びに出場する日本代表・橋岡優輝【写真:中戸川知世】
陸上世界選手権東京大会で男子走り幅跳びに出場する日本代表・橋岡優輝【写真:中戸川知世】

走り幅跳び・橋岡優輝インタビュー

 13日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)で走り幅跳びに出場する日本代表・橋岡優輝(富士通)が、「THE ANSWER」のインタビューに応じた。2021年東京五輪で6位入賞を果たした日本のエースジャンパー。“イケメンアスリート”として取り上げられる現状について本音を聞いた。

 2019年の世界陸上ドーハ大会で8位入賞、2021年の東京五輪では日本選手として37年ぶりの決勝進出、そして6位入賞を果たすなど、日本のエースジャンパーとして君臨する橋岡。その影響力は競技にとどまらない。端正な顔立ちから女性誌で特集を組まれるなど、“イケメンアスリート”として幅広い層に知られる存在となっている。

「ありがたいなと思っているくらい。そういう風にメディアの方に取り上げていただいて、そこから応援してもらえることにもつながるので。イケメンなのも悪くないか、と(笑)」

 日本ではトラック種目と比べ、メジャーとは言えない走り幅跳びにおいて、競技人口は死活問題。「ごく少数だとは思うけど、応援してくれる母数が増えることにはつながると思いますし。母数が増えて、(走り幅跳びを)始めてくれる人たちもいると思うので。少しずつ陸上界が広がっていけば」と認知度向上を切に願う。

ジュニア世代でも橋岡の跳躍を真似する子供たちが増えているという【写真:中戸川知世】
ジュニア世代でも橋岡の跳躍を真似する子供たちが増えているという【写真:中戸川知世】

 近年はルッキズムが課題とされ、スポーツ選手の容姿に関する注目は批判的に受け取られることもあるが、“イケメンアスリート”として取り上げられることの利点も小さくない。

 ジュニア世代の大会を観ていても、橋岡のルーティンや跳躍を真似する子供たちが増えているという。「本当に嬉しいことだし、それとともに責任があるなと。いい気付きを与えられる選手にならないといけないと思う」と日本のロングジャンプを背負うエースとしての覚悟を垣間見せた。

 ドーハ、オレゴン、ブダペストに続く4度目の世界陸上。「あとはもうやるだけ。今までお世話になってきた方たち、応援してくださって支えてきてくださった人たちにメダルを見せられるような恩返しができれば」と母国開催での大舞台に向けて意気込んだ。

(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)


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