井上尚弥は最高か? 米国の元人気王者「俺の目から見る限り…」 米番組でアフマダリエフ戦激論
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が14日に、名古屋市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦を行う。注目の一戦を前に、米メディア上では識者間で激論が交わされた。

米メディアが脚光
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が14日に、名古屋市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦を行う。注目の一戦を前に、米メディア上では識者間で激論が交わされた。
米専門誌「ザ・リング」のYouTubeチャンネルは、「Inside The Ring 第1話」と題した番組内で、井上対アフマダリエフに脚光。ボクシング解説者で番組のホストを務めるマックス・ケラーマン氏は、挑戦者となる30歳アフマダリエフの勝機に話題を向けた。
「アフマダリエフにチャンスはあると思う? 彼にはどれくらい勝てる力がある? 思い出してくれ、イノウエは限界がきそうだっただろ。最近は攻撃を受けている」
米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者は「アフマダリエフにも十分チャンスはある。彼は本当に良いボクサーで、巧妙だ」と見解を述べたものの、「イノウエは最強だ。だからイノウエが有利だ」と、“モンスター”のタイトル防衛を予想した。
番組には元WBC世界ライト級暫定王者で、高い人気を誇るライアン・ガルシア(米国)も登場。ケラーマン氏から「君はイノウエがお気に入りだよな。彼はパウンド・フォー・パウンドで最高だと思うか?」と問われると「そうだと思う。彼は、俺の目から見る限り、間違いなくトップだ」と頷き、その実力に太鼓判を押している。
「とにかく爆発力がある。コンビネーションや、動き方はすごい。見ただろうけど、ダウンしても、戻ってやり返すんだ。だから俺にとっては、イノウエをトップとして間違いない」
井上へ高評価が並んだ中、ケラーマン氏も「イノウエはあらゆる階級で、あらゆるボクサーと戦う。そして、すべてを勝ち抜く」と評価。最強ボクサーを倒してきた事実を踏まえて別格の存在だとしていた。
井上は今年5月に米ラスベガスで行われたラモン・カルデナス(米国)との前戦で、2回にダウンを奪われながらも逆転の8回TKO勝ち。勝てば世界最多の5度目の4団体同時防衛となる。戦績は32歳の井上が30勝(27KO)、30歳のアフマダリエフが14勝(11KO)1敗。
(THE ANSWER編集部)
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