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日本に完敗キューバ「意図的だったのでは」 突かれた弱点に悲鳴「レベルが違った」【野球U-18W杯】

野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」は7日、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などでオープニングラウンドの3日目を行い、日本代表は3-0でキューバに快勝。開幕から3連勝としA組の単独首位に立った。敗れたキューバのパントーヤ監督は「日本は素晴らしかった」と脱帽。日本が攻守にわたって突いたキューバの“弱点”とは。

キューバ戦に先発した日本代表の下重賢慎【写真:羽鳥慶太】
キューバ戦に先発した日本代表の下重賢慎【写真:羽鳥慶太】

日本はキューバに完勝しA組首位に…本能を利用し無失点リレー

 野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」は7日、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などでオープニングラウンドの3日目を行い、日本代表は3-0でキューバに快勝。開幕から3連勝としA組の単独首位に立った。敗れたキューバのパントーヤ監督は「日本は素晴らしかった」と脱帽。日本が攻守にわたって突いたキューバの“弱点”とは。

 日本は先発マウンドに、身長183センチの大型左腕、下重賢慎投手(健大高崎3年)を送った。3回まで無安打の快投でキューバ打線を抑え込み、4回には2死からサントス、ルイーズに連打を浴びたものの、マトスを三振に斬ってとりこの回限りで降板。2安打無失点、5奪三振の内容だった。

 さらに2番手の西村一毅投手(京都国際3年)も2回2/3を無安打無失点、3奪三振。勝利まであとアウト1つという場面で奥村頼人投手(横浜3年)をマウンドへ送り出し、代打メンデスを見逃し三振に仕留めて試合終了。キューバに許した安打はわずか2本という完勝だった。

 パントーヤ監督は日本に対して「本当に素晴らしいと思っています」と脱帽。投手陣について「まず、左利きの投手が続けて投げてきて、ゾーンから外れるボールで三振を奪うところが優れていると思う。意図的だったのではないか」と日本の狙いを推測した。

 ストライクゾーンから外れていく、結果的にボールとなる変化球を振ってしまうのは、積極性が持ち味のラテンアメリカの打者にとって大きな弱点なのだという。「私たちはチームとしてそういうボールを打ちたい。そうするとスイングしてしまうんです」。本能とでもいえる部分を、日本の投手たちは巧みに突いてきたというのだ。

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