初Vルーキー荒木優奈は「隙がなかった」 1打及ばず2位の柏原明日架が脱帽「優勝者に相応しい」
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス最終日が7日、千葉・GOLF5Cオークビレッヂ(6505ヤード、パー72)で開催された。今試合は5日の初日が荒天で中止になり、2日間36ホールの短縮競技に変更。その状況下、首位で出た柏原明日架(富士通)は5バーディー、2ボギーの69で回って通算11アンダーとし、2位で終えた。通算12アンダーでツアー初優勝の荒木優奈(Sky)には1打届かずも、「取り組んでいることはできている」と前向き。優勝した荒木については「隙がなかった。優勝者にふさわしい」と称賛の言葉を送った。

ゴルフ5レディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス最終日が7日、千葉・GOLF5Cオークビレッヂ(6505ヤード、パー72)で開催された。今試合は5日の初日が荒天で中止になり、2日間36ホールの短縮競技に変更。その状況下、首位で出た柏原明日架(富士通)は5バーディー、2ボギーの69で回って通算11アンダーとし、2位で終えた。通算12アンダーでツアー初優勝の荒木優奈(Sky)には1打届かずも、「取り組んでいることはできている」と前向き。優勝した荒木については「隙がなかった。優勝者にふさわしい」と称賛の言葉を送った。
荒木の優勝が決まった瞬間、柏原は笑顔で勝者に拍手を送った。取材陣の前に立つとサバサバとした口調で言った。
「最後までやるべきことには集中できました。優勝した時よりも、取り組んでいることはできたと思います」
前半は1番パー4をはじめ、3バーディーを重ねて単独首位に立った。流れは柏原だったが、10番パー4で第1打が右のカート道にあたって、右がけ下に落ちるトラブルになった。ボールは木の下に止まっていたが、アンプレヤブルを選択し、1罰打を加えてボギー。11番パー4も第1打が右バンカーに入り、パーオンできずにスコアを落とした。その後、2バーディーでスコアを戻したが、同じ最終組で回った荒木には一歩届かなかった。
ただ、この2ホール以外のプレーには納得していた。課題にしている「左を怖がらずにフェードを打っていくこと」は、8月に6年ぶりのツアー優勝を飾ったNEC軽井沢72ゴルフトーナメントの時よりも「できていた回数は多かった」という。事実、「日本一アゴの高いバンカー」がグリーン左下にある17番パー3も、左サイドからフェードでピンを狙いにいった。そのことも踏まえ、柏原は言った。
「今日の荒木ちゃんは隙がなかったです。ショットが安定していましたし、優勝争いを重ねてきて、自信もあったんだと思います。優勝者にふさわしいゴルフでした」
次週はソニー日本女子プロ選手権。好調を維持する柏原が、ツアー4勝目とメジャー初Vを狙いにいく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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