25歳政田夢乃が1打差4位で初Vチャンス 先週キャディーの弟に感謝、考えるゴルフ「思い出した」
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス初日が6日、千葉・GOLF5Cオークビレッヂ(6505ヤード、パー72)で開催された。今試合は前日5日の第1日が荒天で中止になり、2日間36ホールの短縮競技に変更。その状況下、25歳の政田夢乃(なないろ生命)が7バーディー、ボギーなしの65。首位に1打差の4位につけた。残りは18ホール。礼儀正しさと愛らしさでツアー屈指の人気者が、悲願の初優勝を狙う。

ゴルフ5レディス初日
女子ゴルフの国内ツアー・ゴルフ5レディス初日が6日、千葉・GOLF5Cオークビレッヂ(6505ヤード、パー72)で開催された。今試合は前日5日の第1日が荒天で中止になり、2日間36ホールの短縮競技に変更。その状況下、25歳の政田夢乃(なないろ生命)が7バーディー、ボギーなしの65。首位に1打差の4位につけた。残りは18ホール。礼儀正しさと愛らしさでツアー屈指の人気者が、悲願の初優勝を狙う。
最終18番パー4。政田はピン奥から打った3メートルのバーディーパットを右に外した。悔しさはあったが、気持ちを切り替えて1メートルのパットを沈めてパーセーブ。同組の荒木優奈、野澤真央とハグを交わした後は、コースに向かって一礼した。
アテストに向かう間には知人から「ナイス」と声を掛けられ、「最後、入れたかった」とポツリ。取材陣に囲まれた際には「入れたかったのですが、思ったより右に切れてしまいました」と丁寧に話した。
2023年11月、政田は5度目の挑戦でプロテスト合格。ルーキーイヤーの昨季は5度のトップ10入りを果たすも、メルセデス・ランキング57位で終え、51位~55位で与えられる準シードを逃す結果になった。だが、最終予選会(QT)を9位で突破。今季もここまでコンスタントに試合に出続けているが、トップ10は地元北海道開催のミネベアミツミレディスでの6位のみで、同ランキングは72位に甘んじている。
シーズンは残り3か月。そろそろエンジンをかける必要がある中、前週のニトリレディスで一つのきっかけをつかんでいた。
「先週、弟にキャディーをしてもらって、自分で考えてゴルフをすることを思い出しました。それを続けたことが良かったと思います。これまでは迷ったら、キャディーさんの言うことを聞いていたので」
もう一点は前日が中止になり、休養が取れたことだという。
「昨日、休めたことで体的にもいい感じでリズム良く振れました」
残りは18ホール。首位とは1打差で終えたことも踏まえて言った。
「去年は最終戦(大王製紙エリエールレディス)ですごく悔しい思いをしたので、シード権のことも気にしていきたいです。だた、まだトップ10が1回なので、そこらへんだったり、優勝することを目標にしていきたいです」
先週、キャディーを務めた弟で22歳の大成さんは、今試合ではバッグを担いでいない。しかし、政田は「いい感覚」を取り戻し、それを拠りどころにベストを尽くす。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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