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青木アリエ、JAPANウェア&世陸女優に「日本国籍を実感」「顔が小さい」 混合4×400mリレーで初代表

陸上の世界選手権東京大会は13日、国立競技場で開幕する。4日は同会場で一部日本代表選手の練習が公開された。初選出された混合4×400メートルリレーの青木アリエ(日体大3年)は「ラップタイムで日本記録くらいを出したい」と意気込んだ。

公開練習でインタビューに応える青木アリエ【写真:中戸川知世】
公開練習でインタビューに応える青木アリエ【写真:中戸川知世】

世界陸上は13日に開幕

 陸上の世界選手権東京大会は13日、国立競技場で開幕する。4日は同会場で一部日本代表選手の練習が公開された。初選出された混合4×400メートルリレーの青木アリエ(日体大3年)は「ラップタイムで日本記録くらいを出したい」と意気込んだ。

 都内で行われた壮行会には日本選手団から45人が参加。その後、国立競技場に移動して練習会が行われた。大会アンバサダーの織田裕二、中継するTBSの大会アンバサダーの今田美桜らも登場。選手たちは肩を組み、笑顔で写真に収まった。

 JAPANのウェアに袖を通した青木も取材対応。「いつもは日体大の青いTシャツを着ているので、似合っているか不安だけど、日本国籍を取れた実感が湧きました」と笑顔を見せ、「今田美桜さん、すごく顔が小さかった。織田さんの声がめっちゃ大きかった。喝が入りました(笑)」と茶目っ気たっぷりに話した。

この日の午前中、リレーの練習に臨んだ青木【写真:日本陸上競技連盟提供】
この日の午前中、リレーの練習に臨んだ青木【写真:日本陸上競技連盟提供】

 5月の静岡国際女子400メートルで51秒75の日本記録よりも速い51秒71をマークし、一躍注目を浴びる存在になった。当時はペルー国籍だったため日本記録とはならなかったが、6月には日本国籍を取得。初出場した7月の日本選手権では3位に入り、代表まで駆け上がった。

 代表入りを聞いた家族の様子は「めちゃくちゃ喜んでくれた」と振り返るも、母のリアクションには「泣いてくれなかった」と少し残念そう。「まだJAPANの服を着ている姿を見ていないので、泣いてくれって感じですね」とおどけた。

 初日に行われる混合4×400メートルリレーでの選出。「バトンをもらう時に男子のスピード感が難しくて、最初の方は手こずっていた」と戸惑いを明かしたが、「先輩方が教えてくださってつかめるようになった」と順調に調整を進めている。

「練習でもベストが出続けている。51秒台を出した時よりはスピード感も上がっていて体も良い状態。ラップタイムで日本記録くらいを狙えたら」。日本の新星が遂に世界最高峰の舞台を駆け抜ける。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)

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