井上尚弥、プロ初の出稽古で8Rスパー “最大の強敵”撃破へ名門・帝拳ジムと強力タッグ 大橋会長「最高の練習」
ボクシングの大橋ジムが4日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、プロ転向後初の出稽古を行ったと明かした。井上は9月14日に、愛知・IGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦に臨む。「キャリア最大の強敵」との対戦に向けて、名門・帝拳ジムとタッグを組んで準備を整えている。

井上尚弥が日本王者・増田陸らとスパーリング
ボクシングの大橋ジムが4日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、プロ転向後初の出稽古を行ったと明かした。井上は9月14日に、愛知・IGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦に臨む。「キャリア最大の強敵」との対戦に向けて、名門・帝拳ジムとタッグを組んで準備を整えている。
井上はこの日、都内の帝拳ジムを訪れ、日本バンタム級王者・増田陸と5ラウンド(R)、WBOアジアフェザー級王者・藤田健児(いずれも帝拳)と3R、計8Rのスパーリングを行った。出稽古はプロ転向後初めてで、所属ジムの大橋秀行会長は「13年ぶりの出稽古。新鮮な気持ちで練習出来ました。最高の練習です」と報告した。
井上はアフマダリエフを「キャリア最大の強敵」と位置づけ、警戒心を強めている。7月の会見では出稽古について「他のジムに行って、違う雰囲気、環境の中でスパーリングをするのは一段と緊張感と集中力を上げてくれる」と話していた。これまではWBOアジアパシフィック(AP)スーパーバンタム級王者・村田昴、東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士(いずれも帝拳)と対峙している。
さらに、井上、アフマダリエフの両方と戦った経験がある元WBA&IBF世界同級統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)を招へいし、万全の対策を講じている。
興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は32歳の井上が30勝(27KO)、30歳のアフマダリエフが13勝(10KO)1敗。
(THE ANSWER編集部)
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