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井上尚弥、WBSS優勝なら転級!? 英の元王者が展望「王座にこだわるとは思えない」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝(5月18日・グラスゴー)でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦するWBA王者・井上尚弥(大橋)。かつてのIBF世界王者でロドリゲスに敗れたポール・バトラー(英国)は井上の優勝を予想した上で、大会終了後の動向について「返上するだろう」と独自分析している。英ボクシング専門誌「ワールドボクシングニュース」が報じている。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

次戦の相手ロドリゲスと拳を交えたポール・バトラーが井上のWBSS優勝を予告

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝(5月18日・グラスゴー)でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦するWBA王者・井上尚弥(大橋)。かつてのIBF世界王者でロドリゲスに敗れたポール・バトラー(英国)は井上の優勝を予想した上で、大会終了後の動向について「返上するだろう」と独自分析している。英ボクシング専門誌「ワールドボクシングニュース」が報じている。

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 現在IBFバンタム級世界5位のバトラーは2014年6月に同級世界王者となった。そこからは現在WBSS4強に残ったロドリゲスと奇縁があった。

 同7月に王者返上し、当時IBF世界スーパーフライ級王者で現在WBO世界バンタム級王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)と対戦予定だったが、テテの左拳の故障でタイトルマッチは延期に。昨年5月にロンドンでロドリゲスとIBF世界バンタム級王者決定戦に臨んだが、前日計量で体重超過で失格。12回判定勝ちを収めたロドリゲスが井上との準決勝のリングに立つことになった。

 記事では「“モンスター”は開幕以来、大会の圧倒的な優勝候補だ。彼はあっという間に階級を上げてきた。それは続くことになるだろう」と井上の強さを絶賛した上で、バトラーの展望を伝えている。

「イノウエがワールド・ボクシング・スーパー・シリーズで優勝すると思う」とコメントしており、準決勝のロドリゲス戦、そして、テテと5階級制覇王者のドネア(フィリピン)の勝者と争う決勝の勝利も揺るがないと見ているようだ。

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