元世界1位ジョコビッチ、“長期スランプ”に戸惑い「これは初めての経験」
男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2009年以降、自己ワーストとなる世界ランキング4位に落ち、7月開幕のウィンブルドンが復権への正念場となる。前哨戦としてワイルドカードでエイゴン国際イーストボーンに緊急参戦する。1月のカタール・オープンで優勝後、タイトルから遠ざかっている現状について、「不振に陥っている」と語った。英公共放送「BBC」が報じている。
世界ランク4位に転落…7年ぶりとなるウィンブルドン前の芝大会参戦
男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2009年以降、自己ワーストとなる世界ランキング4位に落ち、7月開幕のウィンブルドンが復権への正念場となる。前哨戦としてワイルドカードでエイゴン国際イーストボーンに緊急参戦する。1月のカタール・オープンで優勝後、タイトルから遠ざかっている現状について、「不振に陥っている」と語った。英公共放送「BBC」が報じている。
元世界NO1はキャリア最大のスランプに直面している。今年は史上最多6度の優勝を誇る全豪オープンでまさかの2回戦敗退を喫すると、アンドレ・アガシ氏を臨時コーチとして迎えた全仏オープンでは、準々決勝でドミニク・ティエム(オーストリア)に敗戦。この結果によってアンディ・マレー(英国)に譲った世界1位の再奪取どころか、約6年3か月ぶりに2位から順位を下げ、4位に“転落”を経験した。
ウィンブルドン前に芝の大会を戦うのは2010年以来となるが、ジョコビッチは「この7、8か月、何の大きな大会も優勝できていない。これは初めての経験だ」と話し、「不振に陥っている」と思うようなプレーができていないことを認めたという。
「プロテニス生活を始めてから、このような状況は全く経験したことがない。結果や試合が向上しているのを感じられたことは、幸運なことだったと思う」