寺地拳四朗、計量一発パスで笑顔「ハッピーやな」 1個1000円の高級卵使ったリカバリー食に期待
ボクシングのトリプル世界戦興行に臨む選手たちが29日、神奈川・横浜市内で前日計量に臨んだ。興行は30日、同市の横浜BUNTAIで開催。メインイベントのWBA・WBC世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦では、同級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が50.6キロ、WBA同級3位、WBC同級2位のリカルド・サンドバル(米国)が50.7キロで一発パスした。王者は過酷な減量を乗り越え、決戦の前のご褒美に目を輝かせた。

トリプル世界戦
ボクシングのトリプル世界戦興行に臨む選手たちが29日、神奈川・横浜市内で前日計量に臨んだ。興行は30日、同市の横浜BUNTAIで開催。メインイベントのWBA・WBC世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦では、同級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が50.6キロ、WBA同級3位、WBC同級2位のリカルド・サンドバル(米国)が50.7キロで一発パスした。王者は過酷な減量を乗り越え、決戦の前のご褒美に目を輝かせた。
寺地は計量台に乗り、一発でクリアするとポーズを取った。引き締まった体ににっこり笑った顔がよく映えた。しかし、フェースオフでは一変、両肩にベルトを掛けて、挑戦者サンドバルの顔を約15秒にらんだ。
計量後は取材に応じ「無事計量が終わって、今はハッピーやなっていう感じ」と笑った。相手の印象を問われると「特に何も。身長はあまり高くないな。ちょっと盛ってるっすよ」と余裕綽々な様子で語った。
リカバリー食は、1個1000円の国産高級卵「紀の夢たまご」を使った卵かけごはんを食べるという。「最初は何もつけずに食べようかな。生卵で感動できるのか」と期待を膨らませた。夕食にはホテル椿山荘東京のシェフが仕込んだ特製の唐揚げを自ら揚げて食べる予定という。また、自家製のカニの味噌汁、台東区・浅草のお農茶スイーツ専門店「雷一茶」の「お濃茶タルトホールケーキ」も準備。心身共にエネルギーを蓄えて試合に臨む予定だ。
2017年5月にWBC世界ライトフライ級王座を獲得して以降、17戦連続で世界戦をこなしてきた。キャリア唯一の黒星は21年9月の矢吹正道(LUSH緑)との一戦のみ。今年3月に行われた前戦はWBA同級王者だったユーリ阿久井政悟(倉敷守安)との王座統一戦。激闘の末、12回TKO勝ちを収めた。
興行は動画配信サービス「U-NEXT」が独占生配信。戦績は33歳の寺地が25勝(16KO)1敗、26歳のサンドバルが26勝(18KO)2敗。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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