中継には映らない大谷翔平の「素晴らしさ」 LA実況席が明かしたベンチ裏の秘話「いかに異質か…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ツインズ戦に「2番・DH兼投手」で先発。初回の第1打席で中堅バックスクリーンに飛び込む35号2ランを放ち、5-2の勝利に貢献した。米実況席では試合中、真摯に野球へ向き合う大谷の秘話が明かされ、知られざる姿に思わず感心していた。

米実況席で明かされた二刀流秘話
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ツインズ戦に「2番・DH兼投手」で先発。初回の第1打席で中堅バックスクリーンに飛び込む35号2ランを放ち、5-2の勝利に貢献した。米実況席では試合中、真摯に野球へ向き合う大谷の秘話が明かされ、知られざる姿に思わず感心していた。
二刀流として最高級のプレーを追い求める大谷。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で試合の実況を務めたジョー・デービス氏は「3時間の試合の中で、私たちはショウヘイ・オオタニから数多くの素晴らしいものを目にします。そしてその舞台裏では、私たちが見ることがない素晴らしいものが何百万もあります」と切り出し、前日に聞いたという秘話を紹介した。
「打席と打席の間にウェイトルームでリラックスしていた彼は、鏡の前で自分の投球フォームを確認していたそうです。彼は投球フォームをよりクリーンでコンパクトにするために、本当に一生懸命に努力しているんです。何度か確認を行った後に中断し、ダグアウトに戻ってヘルメットをかぶった……そしてホームランを放ったんです」
この話を聞いた解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は、驚きを隠せない様子で「ハッハッハ」と反応。二刀流を極めるべく、妥協を許さない大谷ならではのエピソードに思わず目を丸くしていた。
デービス氏はさらに「きっと、彼の周りにいれば、毎日何十回もこんな話が出てくるでしょう。そして、この全てがいかに異質なことなのかを思い出させてくれるでしょう」と発言。ハーシュハイザー氏は「そうですね。昔は投手が打つ時、打撃に真剣に取り組む姿は見られなかった。特に鏡の前で練習するなんて、彼が両サイドで一生懸命に取り組んでいるということですね」と頷いていた。
(THE ANSWER編集部)
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