ザギトワVで… 伊解説者が「引退を決意できる」と語った理由「もはや、彼女は…」
フィギュアスケートの世界選手権女子は五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)が初優勝。一方で紀平梨花(関大KFSC)が4位に終わるなど、日本勢は表彰台を逃した。イタリアの解説者は大会を総括。その上でザギトワの今後について「引退」に触れた持論を語っている。イタリアメディア「OAスポーツ」が伝えている。
タイトル総なめにした16歳の今後に言及「もはや、彼女は自分の好きなことできる」
フィギュアスケートの世界選手権女子は五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)が初優勝。一方で紀平梨花(関大KFSC)が4位に終わるなど、日本勢は表彰台を逃した。イタリアの解説者は大会を総括。その上でザギトワの今後について「引退」に触れた持論を語っている。イタリアメディア「OAスポーツ」が伝えている。
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ザギトワの優勝で幕を閉じた世界選手権。大会を振り返って総括しているのは、欧州衛星放送「ユーロスポーツ」の解説者マッシミリアーノ・アンベーシ氏だ。
記事では「新しい時代の始まりか?」という問いについて「その通りだ」と語り、今大会を回顧。「この世界選手権が新しい時代の幕開けとなっている。今後大きなルール変更がないのなら、これからもより多くの4回転ジャンプを見ることになるだろう。より高得点を目指すなら4回転を入れることが唯一の方法だ」と語ったという。
さらに、優勝したザギトワに言及。「2つのプログラムを共に素晴らしく演じ切った。今回の優勝により、彼女はジュニア・シニアの両カテゴリ全てでタイトルを獲った最も若い選手となった」と語った上で「このことからザギトワは引退を決意することもできるのではないか」と持論を語っている。
「もはや、彼女は自分の好きなことをできるだろう。まだ続けることも、もしくは全てのタイトルを獲得した今、引退を決めることも。彼女のレパートリーに4回転ジャンプを加えることはできないのではないかと僕は思う。彼女にはすでに2つの4回転を組み込むライバルがおり、今後の競争はますます厳しくなる。なので引退を考えるのは何もおかしいことではない」