猛暑を避けた「ナイトゴルフ」を体験 確保される身の安全とLED照明で得る付加価値…安価設定の理由とは
株式会社アコーディア・ゴルフが、今夏から千葉県の東千葉CC、アクアラインGCで新たに「ナイトゴルフ」の営業を始めた。いわゆるナイターゴルフで東千葉CCでは今月から10月までは、午後4時45分~6時30分までのスタートで1ラウンド平日7990円~、土曜1万2990円、日曜・祝日1万990円と日中よりも安価で回れる。記者はこのほど、ナイトゴルフを体験。熱中症になることなく、18ホールを回り切った。(取材・文=柳田通斉)

林に入ると、ボール発見は至難
株式会社アコーディア・ゴルフが、今夏から千葉県の東千葉CC、アクアラインGCで新たに「ナイトゴルフ」の営業を始めた。いわゆるナイターゴルフで東千葉CCでは今月から10月までは、午後4時45分~6時30分までのスタートで1ラウンド平日7990円~、土曜1万2990円、日曜・祝日1万990円と日中よりも安価で回れる。記者はこのほど、ナイトゴルフを体験。熱中症になることなく、18ホールを回り切った。(取材・文=柳田通斉)
午後5時。東千葉CC東Cの10番パー4に立った。まだ、明るい中で放ったドライバーショットは右にプッシュした。林に入ったボールはすぐ発見。5番アイアンでフェアウェーに出して、3オン2パットのボギー。1ホールを終えて汗は出るが、昼間にはなかった柔らかい風をほおで感じた。
千葉東金道路、東金ICから2キロの東千葉CCは36ホールを有している。だが、ナイトゴルフで使用されるのは東の10~18番、西の1~9番。文字通りの特別仕様だ。
「トリッキーで難しい」とされる東を進み、15番の途中で最新LEDの照明がジワジワと点灯。いよいよナイトゴルフを実感する時が来た。そして、ハーフターンで少しの休憩を取ると、関係者から「これを打ってみてください」と言われ、光るボールを手渡された。日はすっかり落ちて、西Cの1番パー5で夜空に向かってショット。ボールは右ラフに入ったが、ショットの衝撃でピンクの光を放っていたため、遠くからでもその位置が分かった。
それをフェアウェーに出して3オン2パットのパー。幸先のいい後半のスタートになった。その後はマイボールでプレーしたが、照明でコース内はかなり明るく、フェアウェーや浅めのラフでは問題なくショットできる。一方で、林に入るとボールを見つけるのは至難。深めのラフでもロストはあり得る状況だ。
ただ、この点を差し引いてもナイトゴルフは気持ちいい。日差しがない分、涼しく、日焼けをすることもない。昨今の酷暑で炎天下では「身の危険を感じるから」とコースから遠のいていたゴルファーも、安心してラウンドを楽しめる。そして、LEDの光で演出される幻想的な雰囲気。これもナイトゴルフならでは付加価値と言えるだろう。
なお、ハーフは平日3990円~、土曜7990円~、日祝6990円。この安価な設定について、アコーディア・ゴルフ広報部の担当者は「まずは『ナイトゴルフを知ってほしい』という思いもあってのことです」と話している。時間的に早く仕事を終えて、夜にラウンドでリフレッシュも可能。新たなゴルフライフとして、トライしてはどうだろうか。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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