[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「ジェーニャは永遠です」― 不屈のメドベをタラソワ氏絶賛「彼女の名は永久に…」

フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が149.57点、合計223.80点で銅メダルを獲得した。平昌五輪銀メダリストが故障を抱えながら演じた舞いに対し、母国の重鎮タチアナ・タラソワ氏は「彼女の名前は永久に覚えられる」「ジェーニャは永遠です」と最大級の賛辞を送っている。

合計223.80点で銅メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワ【写真:AP】
合計223.80点で銅メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワ【写真:AP】

故障を抱えながらの熱演に感動「こんなに強い女子選手、私たちの国にいなかった」

 フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が149.57点、合計223.80点で銅メダルを獲得した。平昌五輪銀メダリストが故障を抱えながら演じた舞いに対し、母国の重鎮タチアナ・タラソワ氏は「彼女の名前は永久に覚えられる」「ジェーニャは永遠です」と最大級の賛辞を送っている。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 苦しみを乗り越え、メドベージェワが魂の舞いを演じた。149.57点。今季自己ベストをマークする熱演に雄たけびを上げた。母国の国営放送で解説を務めていたタラソワ氏は演技後、「ブラボー! ブラボー! 偉いわ!」と絶叫。「小さなミス一つだけだった。お帰りなさい、ジェンカ(メドベージェワの愛称)。簡単ではなかったわ」と称えた。

 同じく解説を務めていたソルトレイクシティー五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏は「彼女はどこにも去らなかった。うまくいかなかったシーズンの世界選手権でチャンピオンの性格を見せた。この数万人の観客のスタンディングオベーションに値します」と、かつて2度世界女王に輝いた19歳の復活を歓迎した。

 さらに、メドベージェワが右足をかばうような仕草を見ると「言いたくなかった情報があります。彼女は太ももを痛めていました、具体的にどれだけ深刻なものか、わかりませんが」と明かした。「彼女はリンクで滑るためにできる限りのことをして、ただ滑るだけではなく世界中に証明しました。彼女が無駄に世界女王になったわけではなく、そして、無駄に五輪でメダルを獲得したわけではなかったということを。彼女は本当の戦士です」と不屈の闘志を絶賛した。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集