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朝食で高橋藍とバッタリ「彼は全く違う瞬間を生きていた」 ブラジル代表が明かすVNLの舞台裏

「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が16日、千葉ポートアリーナで開幕。初戦は世界ランク4位のブラジルが同9位のアルゼンチンに3-1(25-21、25-23、24-26、25-18)で勝利した。セッターを務めた“カチョパ”ことフェルナンド・クレリングは日本代表の高橋藍の元同僚。朝食会場で遭遇し、旧交を温めたという。来季からチームメートになる大塚達宣の印象も聞いた。

ブラジル代表のフェルナンド・クレリング【写真:中戸川知世】
ブラジル代表のフェルナンド・クレリング【写真:中戸川知世】

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会

「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」の男子が16日、千葉ポートアリーナで開幕。初戦は世界ランク4位のブラジルが同9位のアルゼンチンに3-1(25-21、25-23、24-26、25-18)で勝利した。セッターを務めた“カチョパ”ことフェルナンド・クレリングは日本代表の高橋藍の元同僚。朝食会場で遭遇し、旧交を温めたという。来季からチームメートになる大塚達宣の印象も聞いた。

 自在に攻撃をコントロールした。クレリングはセッターとして相手を翻弄。両軍最多の20得点を挙げたアラン・ソウザも「多くのボールを集めてくれて調子を上げられた」と感謝した。8勝1敗で首位を快走中。「どうすればより良いプレーができるか、どうミスに対応するか。チーム全体が同じことをできている。同じ精神性でハードワークできている」と29歳の司令塔は好調の理由を分析した。

 2023-24シーズンはイタリア1部のモンツァで高橋とチームメートだった。「今朝、朝食の場で会ったんだ! 少し話したよ。彼がここで優勝して僕も嬉しい。スーパースターで、母国で最高の生活を送っているよね」。高橋は24年7月からサントリーサンバーズ大阪に移籍。SVリーグ初年度の王者に輝いた。シーズン中はなかなか連絡する機会がなかったというが、久々の再会で祝辞を送った。

「基本的にはバレーボールの話をしたんだ。お互いの近況を報告し合ったりね。僕たちは昨季はファイナルまでいったけど、今季は全く違って最下位争いをしていた。彼は全く違う瞬間を生きていたわけだ。あとはちょっとした冗談を言い合ったりしたよ」

 にこやかに振り返ったクレリングは来季、イタリア1部のミラノに移籍が決まっている。新天地で今度は大塚と同僚になる。「彼はここ数年素晴らしい仕事をしていると思う。とてもスキルのあるアメージングな選手。また日本人と一緒にプレーできて本当に嬉しいよ」。残念ながら大塚は右肘関節の手術のために今大会は出場しないが、来る共闘にクレリングはワクワクを隠さなかった。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)


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