史上初の快挙! 19歳トゥルシンバエワがシニア初の4回転成功 母国女子初の銀メダル
フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で3位だったエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)は冒頭に4回転サルコーに成功。シニアでは国際スケート連盟史上初となる4回転ジャンプに成功した。148.80点をマークし、合計224.76点で2位。カザフスタン女子史上初の世界選手権メダルを手にした。
世界選手権女子フリー、カザフスタンの19歳が史上初の快挙
フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で3位だったエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)は冒頭で4回転サルコーに成功。シニアでは国際スケート連盟(IUS)史上初となる4回転ジャンプに成功した。148.80点をマークし、合計224.76点で2位。カザフスタン女子史上初の世界選手権メダルを手にした。
148センチと小柄なスケーターが歴史に残る大きな快挙をやってのけた。冒頭の4回転サルコーを見事に着氷。国際スケート連盟公認大会でシニア選手が決めるのは史上初だ。
その後のジャンプも次々に成功。見事な演技で自己ベストを大きく更新した。
カザフスタンのスケーターでは、昨年7月にデニス・テンさんが暴漢に襲われて急逝。世界選手権では男子も含め、2015年銅メダルのテンさん以来のメダル獲得となった。
今季からはアリーナ・ザギトワ(ロシア)も師事するエテリ・トゥトベリーゼコーチの下で鍛錬を積むカザフスタンの19歳が歴史を作った。
(THE ANSWER編集部)