ザギトワ、237.50点で貫録の復活V! 日本勢は紀平が4位、来年の出場枠「3」は堅持
フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で首位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が155.42点をマーク、合計237.50点で初優勝を飾った。昨年の平昌五輪女王が貫録を見せた。女子のシニアでは史上初となる4回転ジャンプを決めたエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)が合計224.76点で2位。3位に合計223.80点のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が入った。
世界選手権女子フリー、ザギトワが初V
フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で首位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が155.42点をマーク、合計237.50点で初優勝を飾った。昨年の平昌五輪女王が貫録を見せた。女子のシニアでは史上初となる4回転ジャンプを決めたエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)が合計224.76点で2位。3位に合計223.80点のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が入った。
ザギトワが女王の貫録を発揮した。完璧だったSPに続いて、フリーもダイナミックに美しく舞った。
冒頭の2回転アクセルを決めると、続く3回転ルッツ―3回転トウループも降りた。3回転サルコー、ダブルアクセルも決めた。後半の3回転ルッツ―3回転ループのコンビネーション、さらに3連続ジャンプも着氷した。スピンもすべてレベル4を獲得。力強い4分間の演技で観る者を魅了したザギトワは、最後は感極まった表情を見せた。
今季は苦しんだ。グランプリ(GP)シリーズの2戦は優勝こそしたが、ミスを連発。12月のグランプリファイナルでは紀平に敗れ2位。ロシア選手権ではまさかの5位に沈んだ。1月の欧州選手権でも精彩を欠き2位。平昌五輪から7センチも身長が伸び、体型の変化が演技への影響も囁かれたが、今季最大の大舞台で強さと、美しさを取り戻した。
日本勢はSP7位の紀平梨花(関大KFSC)は冒頭のトリプルアクセルに成功し、152.59点で合計223.49点で4位。今季の国際大会の連勝は6でストップした。
SP2位の坂本花織(シスメックス)は合計222.83点で5位、SP8位の宮原知子(関大)は合計215.95点で6位だった。
(THE ANSWER編集部)