完敗後、バレー関菜々巳が肩を抱かれたブラジル絶対エースの素顔 元同僚だから知る「世界一」の理由

試合後には肩を抱き合い交流「いつもリスペクトを持ってくれて…」
試合後はネット越しに握手するだけではなく、肩を抱き合って言葉を交わした。ガビは試合中の鋭い表情とは別人のような、優しい笑みを浮かべていた。「いつもリスペクトを持ってくれて、今日も『すごく良いパフォーマンスをしてたよ』と言ってくれた」。人間性も魅力だ。
「チームにガビがいると落ち着く」と関が語るように、大黒柱がいるブラジルは盤石の強さを見せた。フェルハト・アクバシュ監督が就任し、2028年ロス五輪でメダル獲得を目指す新生ニッポンにとっても大きな壁となりそうだ。
関は「もっとやれたなというのが素直な感想。すごく悔しい試合だった」と振り返りつつも、「意図を持って決められた得点もあった」とコメント。昨年のネーションズリーグでは準決勝でブラジルに勝利しており「ここ数年間はフルセットも戦ってきている。そんなに差があるとは思っていない」と頼もしい。
日本は千葉大会を3勝1敗、通算9勝3敗の3位で決勝ラウンドに進出する。「ファイナルで当たることがあったら次は勝ちたい」。世界を知る日本の司令塔は再戦へ意欲を見せた。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
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