武居由樹、9.14に3度目防衛戦 その先は「緑色のベルトが欲しい」 見据える那須川天心との激突
ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が10日、都内で会見。9月14日に愛知・IGアリーナで、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)と対戦すると発表した。指名試合による3度目の防衛戦に臨む。興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。

9月14日に武居由樹VSクリスチャン・メディナ
ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が10日、都内で会見。9月14日に愛知・IGアリーナで、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)と対戦すると発表した。指名試合による3度目の防衛戦に臨む。興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。
武居はWBOの赤いベルトを前に、落ち着いた表情で座った。5月の前戦でユッタポン・トンデイ(タイ)に初回2分7秒TKO勝ち。圧倒的な強さで勝利を収めた。闘志を燃やし続ける28歳。次回対戦するメディナについて「ガンガン前に来る強い選手なのでモチベーションが高いです」と力を込めた。
続けて「メキシカンスタイルで、手数が多い選手だなと。危険な相手だなと思いますし、激しい殴り合いができる試合になる」と南米の刺客との激戦を期待した。
この先に目指している統一戦への思いを聞かれると「今は防衛することしか考えていない」とした上で「緑色(WBC)のベルトが欲しい。ずっと憧れがあった」と打ち明けた。

現在、WBCの同級王座には中谷潤人(M.T)が君臨。中谷は世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と来年5月に対戦する計画があり、階級を変える可能性がある。また、那須川天心(帝拳)がWBC世界バンタム級1位に就いており、武居は「この試合(那須川戦)が近づいてきているなと感じている。彼もそうですけど自分が強敵をクリアして、お互いが勝ったら……」とかねて熱望していた那須川との対戦を見据えた。
この日の会見では、興行のメインイベントで井上がWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦に臨むことが発表された。武居はセミファイナルで登場するが「自分なりに会場を盛り上げたいので、尚弥さんより派手な試合を見せたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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