フェデラー、劣勢一変の“魔法のパッシングショット”に称賛続々「天才的」「壮観だ」
テニスのBNPパリバ・オープンは13日(日本時間14日)、男子シングルス4回戦で世界ランク4位のロジャー・フェデラー(スイス)が同23位のカイル・エドマンド(英国)を6-1、6-4で下し、準々決勝進出を決めた。史上最多となる大会6勝目に前進したフェデラーが決めた見事なパッシングショットを、ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。ファンの喝采を浴びている。
エドマンドを相手に炸裂させた一打に相次ぐ称賛
テニスのBNPパリバ・オープンは13日(日本時間14日)、男子シングルス4回戦で世界ランク4位のロジャー・フェデラー(スイス)が同23位のカイル・エドマンド(英国)を6-1、6-4で下し、準々決勝進出を決めた。史上最多となる大会6勝目に前進したフェデラーが決めた見事なパッシングショットを、ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。ファンの喝采を浴びている。
やはりレジェンドはレジェンドだ。第1セットの第6ゲーム。エドマンドのサービスからのラリーだった。英国の24歳がパワフルなショットでフェデラーを左右に振り、追い詰めていく……かと思われたが、37歳とは思えない運動量で食らいつき、打ち返し続けるフェデラー。そして、相手にチャンスボールが渡ったかという次の瞬間だ。
エドマンドの強烈なボレーを、ベースラインの遥か後方からリターン。そして、相手のバックハンドが甘くなった隙を見逃さず、渾身のフォアでエドマンドの脇を抜くパッシングショットをラインぎりぎりに決めてみせたのだ。
これぞフェデラーともいうべき見事なラリーからのパッシングショットに、スタンドのファンも立ち上がって歓声を浴びせたのだった。