西岡良仁、3時間死闘に米記者興奮「とても楽しかった試合」 海外メディアも拍手喝采
テニスのBNPパリバ・オープンは11日(日本時間12日)、男子シングルス3回戦で世界ランク74位の西岡良仁(ミキハウス)が同58位のフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)との死闘を2時間56分で制し、海外メディアから拍手喝采を浴びた。
劇的な勝利で18歳のホープを破った西岡を海外も続々絶賛
テニスのBNPパリバ・オープンは11日(日本時間12日)、男子シングルス3回戦で世界ランク74位の西岡良仁(ミキハウス)が同58位のフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)との死闘を2時間56分で制し、海外メディアから拍手喝采を浴びた。
男子テニス界期待のホープ、18歳アリアシムを6-7、6-4、7-6で破り、2年ぶりの16強入りを果たした西岡に世界の称賛が相次いだ。第3セットのタイブレーク、3-5のビハインドから巻き返した23才の「侍」に試合後インディアンウェルズの会場もスタンディングオベーションで迎えた。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」の記者、ベン・ローゼンバーグ氏は「とても、とても楽しかった試合」とツイッターで評し、度重なる逆境に屈しなかった西岡のメンタルを絶賛。ESPNの解説者、ダレン・ケイヒル氏が「今最も強い若手」と称するオジェ・アリアシムは最終セット1-5のビハインドから挽回し、3度のマッチポイントをはね退け、勝利目前となった。
だが、西岡も負けずにラスト4ポイントを連取し、インディアンウェルズで2017年以来、2度目のベスト16進出を決めた。テニスライターのJ・フレッド・シデュ氏は「信じれないマッチ!」とツイッターで興奮気味に試合を振り返り、西岡の劇勝を「素晴らしい」と手放しに評価した。
米テニス専門局「テニスチャンネル」公式ツイッターも「な・ん・て試合だ」と18才の新星相手に西岡の奮闘を褒めちぎった。今シーズン初のATPマスターズ1000大会、砂漠での西岡の躍進は続く。
(THE ANSWER編集部)