年俸25億円で打率.173、ド軍の“不良債権”がそれでも起用され続ける理由 驚異の能力を米指摘「問題は…」
ドジャースは昨オフ、FAになっていたマイケル・コンフォート外野手と1年1700万ドル(約24億6500万円)という巨額の契約を結んだ。昨季もジャイアンツで20本塁打している強打に期待してのものだったが、実際には60試合で打率.173、わずか3本塁打という寂しい数字が残っている。ただ、各種成績の中では飛びぬけて良好な部門も。米記者は、メジャー全選手の中でも上位8パーセントに入るという「能力」を紹介している。

超低打率でも期待打席到達のコンフォート、期待できる理由とは?
ドジャースは昨オフ、FAになっていたマイケル・コンフォート外野手と1年1700万ドル(約24億6500万円)という巨額の契約を結んだ。昨季もジャイアンツで20本塁打している強打に期待してのものだったが、実際には60試合で打率.173、わずか3本塁打という寂しい数字が残っている。ただ、各種成績の中では飛びぬけて良好な部門も。米記者は、メジャー全選手の中でも上位8パーセントに入るという「能力」を紹介している。
ドジャースの地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」のブレイク・ハリス記者は10日(日本時間11日)のパドレス戦前、自身のXに「マイケル・コンフォートの四球率、この日の試合前の時点で92パーセンタイルだった」とつづった。全打席に占める四球の割合が14%にも達し、これは大リーグで上位8パーセントに入る素晴らしい数字だというのだ。
四球を選べるということは、すなわちアウトになる確率が低いということ。そのため選球眼は近年特に重要視されるようになった部門だ。ハリス記者は「もし彼が……打率.210くらい打てれば、wRC+で100以上(得点を生み出す能力を数値化したもの。平均が100)の選手でいられるはずだ。素晴らしい選球眼の持ち主なんだ……」として、一般的には低いとされる打率でも、攻撃への貢献は可能だとつづっている。
ただ、打率が低すぎて、現状ではその長所が消され、“不良債権”になりつつあるのが現状。「問題は打率が.169で、規定打席を満たした164人の打者中最下位ということだ」。超低打率にも関わらず、打席を与えられる理由の一端が垣間見えるが、打撃の復調はいつになるだろうか。
(THE ANSWER編集部)
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