石川祐希、2勝21敗のチームの中で… 孤軍奮闘に現地メディア「称賛されるべき選手」
バレーボール全日本男子のエース・石川祐希は、イタリア・セリエAでの4シーズン目を迎えている。不振のチームの中で気を吐く石川を、現地メディアが特集。「不屈の精神を持つ日本人」と称賛を送っている。
低迷するシエナで奮闘する石川を現地メディア特集
バレーボール全日本男子のエース・石川祐希は、イタリア・セリエAでの4シーズン目を迎えている。不振のチームの中で気を吐く石川を現地メディアが特集。「不屈の精神を持つ日本人」と称賛を送っている。
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「不屈の精神を持つ日本人ユウキ・イシカワ、まだ終わらない」と題して石川を特集しているのは、イタリアのバレー専門メディア「バレーマガジン」だった。
今季ここまで2勝21敗と低迷するシエナにあって奮闘を続ける石川について「不屈の戦士である日本人選手は、無数の悔しさを、一人で堪え続けている。このような強靭な我慢強さは、伝統的な日本人の特徴なのである」と称えている。
現地時間3日のカステッラーナ戦はフルセットの末に敗戦したが、この試合でも石川は奮闘。記事ではチーム総得点の68%に相当する28得点、82%のレシーブ率に加え、いくつかのミラクルプレーも見せたという。
「“神をも恐れぬ”という表現ははばかるが、ユウキ・イシカワが我々に与えた印象はまさにこれだったのである」と石川のプレーぶりには驚きつつも、「日出ずる国出身の才能あるイシカワは、彼の能力の限界まで、試合の最後の最後までシエナのために戦った。だがチーム会長であるビゾーニョ氏や地域のサポーターたちにとって残念だったのは、他に際立った選手がいなかったことである」とチームの不甲斐なさを嘆いていた。