悪童キリオス、ナダルへの“下からサーブ” 海外ファンも賛否「彼はコメディアンだ」
男子テニス世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)は2月27日(日本時間28日)のメキシコ・オープン2回戦で同72位のニック・キリオス(オーストラリア)に6-3、6-7、6-7で敗れた。アンダーサーブという奇襲攻撃やブーイングを浴びせる観衆を煽るなどの悪童ぶりに、温厚なナダルも苦言を呈し、海外メディアも相次いで報道するなど波紋が広がっていたが、海外ファンの間でも賛否が分かれている。
ナダルへのアンダーサーブに対する波紋が拡大、ファンの賛否は?
男子テニス世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)は2月27日(日本時間28日)のメキシコ・オープン2回戦で同72位のニック・キリオス(オーストラリア)に6-3、6-7、6-7で敗れた。アンダーサーブという奇襲攻撃やブーイングを浴びせる観衆を煽るなどの悪童ぶりに、温厚なナダルも苦言を呈し、海外メディアも相次いで報道するなど波紋が広がっていたが、海外ファンの間でも賛否が分かれている。
アカプルコのアリーナが騒然としたのは第3セットの第6ゲームだった。サービスゲームでアドバンテージを手にしたキリオスはいきなり奇策に出た。ベースラインから遠く構えるナダルのポジションを確認すると、突如、下からサーブを放つ奇襲攻撃。想定外のアンダーサーブに慌ててナダルはダッシュ。わずかにフォルトになったが、キリオスに対して観衆はブーイングを浴びせたのだ。
試合後も罵声が鳴り響いたアリーナのテニスファンに、ふてぶてしいジェスチャーで煽りまくったキリオスに、ナダルは「彼は観衆、対戦相手、彼自身に対する敬意を欠いている」などと珍しく苦言を呈すほどだった。
このシーンを動画つきで公開しているATP公式中継サイト「テニスTV」の公式インスタグラムにもファンから1000件を超えるコメントが寄せられている。