メドベ、復活のSP首位発進に露メディアも賛辞「世界選手権に踏みとどまった?」
メドベ本人の評価は? 「『こんにちは“ミスター恐怖”』と…」
一方で「もちろん、これはメドベージェワが明日簡単に勝ってカナダに戻り、世界選手権へ向けてプログラムの調整をする状況になることを保証しない」と言及。「今日、技術点で彼女はグバノワとコンスタンティノワに負けていた。それにフリーで彼女の基礎点はトップ5にさえ入っていない。すべての望みは構成点に関する部分にかかってくる」と課題を挙げた。
ただ、本人自身は手応えを感じているようだ。スポーツ紙「スポルトエクスプレス」によると「もちろん、スタートまでナーバスになりました。恐怖、動揺、疑い。普通の人々のようにそれらを想像しました。でも、何とか『こんにちは“動揺”、こんにちは“ミスター恐怖”』と言うことができました」とプレッシャーに打ち勝ったことを明かした。
「実際、単純に大会から悲しい気持ちで去るのに飽きていました。滑りにではなく、自分の肩にプレッシャーを感じなかったのが嬉しかった」と語り、気持ちはハッピーかと問われると「今日は問題なかったです、スーパーハッピーだとは言いませんが。でも今のところ(SP)80点を待たないようにしましょう、私は得点に満足です。ジャッジは客観的です」と話したという。
まずは得点よりも重圧を感じず、らしさを取り戻したことが何よりの収穫。逆転の世界選手権(3月・埼玉)出場へ、間もなく始まるフリーは大きな見ものとなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)