医師志すバスケ才女がドラフト4位指名 モデル業にも意欲、文武両道続けるワケ「女性の健康に取り組む」
米女子プロバスケットボール(WNBA)ドラフトが14日(日本時間15日)に行われ、ミスティックスは全体4位でキキ・イリアフェンを指名した。6フィート3インチ(約190.5センチ)の長身フォワードであるイリアフェンは、南カリフォルニア大(USC)出身の22歳。昨季はスタンフォード大でプレーし、今季からUSCに編入。オール・ビッグ10のファーストチームにも選ばれている。

工学・モデルにも挑む異色の22歳がWNBA入り
米女子プロバスケットボール(WNBA)ドラフトが14日(日本時間15日)に行われ、ミスティックスは全体4位でキキ・イリアフェンを指名した。6フィート3インチ(約190.5センチ)の長身フォワードであるイリアフェンは、南カリフォルニア大(USC)出身の22歳。昨季はスタンフォード大でプレーし、今季からUSCに編入。オール・ビッグ10のファーストチームにも選ばれている。
英ラジオ局「トーク・スポーツ」は「自分は身長6フィート3インチのエンジニアで、モデルとしてのキャリアも始めたところ。キャメロン・ブリンクと一緒にプレーし、ジュジュ・ワトキンスの穴を埋め、ワシントンで一時代を築く準備ができている」との見出しで特集している。
イリアフェンはスタンフォード大でデザイン工学を専攻し、将来は医師かエンジニアを志していたという。WNBA入りの夢を叶えた一方で、モデル業にも意欲を見せており、スタンフォード大の学生が運営する新聞「ザ・スタンフォード・デイリー」で昨年、「モデルの仕事が大好き」と語っている。
イリアフェンは同紙に「雑誌のモデルやランウェイモデルをたくさんやろうとしている。いつかスーパーモデルになるつもり」とも話し、競技の枠を超えた多彩な目標を掲げている。学業とスポーツの両立を目指す姿勢は、ナイジェリア出身の両親からの影響が強いという。
現在は南カリフォルニア大大学院で起業とイノベーションの修士課程に在籍中。将来的には社会貢献にも意欲を示しており、「自分の文化に情熱を持っているので、ナイジェリアでデザインの仕事をすることもできるし、女性の健康に取り組むプロジェクトで女性や子どもたちと一緒に働くこともできる」と同紙に抱負を述べている。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










