「競馬はスポーツと思い出せるシーン」 G1惜敗→24歳騎手が直後の行動で称賛「悔しさあるはずが…」
競馬のクラシック第1弾・G1桜花賞(芝1600メートル)が13日に阪神競馬場で行われ、3番人気のエンブロイダリー(森一)は直線差し切って優勝した。ゴール直後、僅差で敗れた24歳騎手が馬上でとったスポーツマンシップあふれる行動に、ネット上の競馬ファンは感動の声を上げている。

G1桜花賞
競馬のクラシック第1弾・G1桜花賞(芝1600メートル)が13日に阪神競馬場で行われ、3番人気のエンブロイダリー(森一)は直線差し切って優勝した。ゴール直後、僅差で敗れた24歳騎手が馬上でとったスポーツマンシップあふれる行動に、ネット上の競馬ファンは感動の声を上げている。
熾烈な叩き合いの後の清々しい光景だった。雨が降りしきる中のレース。悪化した馬場の真ん中を通った2番人気のアルマヴェローチェは、岩田望来騎手を背に直線で先頭に立った。しかし、その内から馬群を捌いて追い上げてきたジョアン・モレイラ騎手のエンブロイダリーにかわされ、クビ差で2着に敗れた。
入線後、馬上でガッツポーズをするモレイラに近づき、右手を差し出して祝福した岩田。気づいたモレイラも左手を出し、力強いタッチで返した。壮絶な叩き合いを演じた両者のリスペクトが見えた光景だった。
これにはX上の競馬ファンから「最後 モレイラと望来がハイタッチつうか手合わせてるのお互いリスペクトあってええなぁ」「2着だった岩田望来がモレイラに真っ先に祝福しに行ってて良いなぁと思いました」「負けて悔しさがあるはずなのに、岩田望来騎手から求めに行ってるのがカッコよくて」「ここ好き!“称えあう”“互いを称賛しあう”事は素晴らしい瞬間です」「競り合ってゴールした後に讃えあう。競馬はスポーツだと思い出せるシーン。こういうところも好きだなあ」「こんなん涙腺崩壊やん」「このシーン、ホントに競馬の良さが詰まってる」といった声が上がっている。
アルマヴェローチェは昨年12月の阪神ジュベナイルフィリーズに続くG1連勝はならず。勝ったエンブロイダリーのモレイラは昨年のステレンボッシュに続く桜花賞連覇となった。
(THE ANSWER編集部)
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