[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

女子ゴルフで開始20分前に到着→3位浮上「ギリギリまで寝て…」 計算通りの蛭田みな美が告白

女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われた。悪天候でサスペンデッドになった第1R(ラウンド)の残りと第2Rを消化。前日、最終18番で30センチのパーパットを残していたツアー通算1勝の蛭田みな美(ユアサ商事)はこのホールをパーとし、4位で出た第2Rを5バーディー、3ボギーの70で回って通算7アンダー。首位に2打差の3位に浮上した。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日に出場した蛭田みな美【写真:Getty Images】
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日に出場した蛭田みな美【写真:Getty Images】

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日

 女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われた。悪天候でサスペンデッドになった第1R(ラウンド)の残りと第2Rを消化。前日、最終18番で30センチのパーパットを残していたツアー通算1勝の蛭田みな美(ユアサ商事)はこのホールをパーとし、4位で出た第2Rを5バーディー、3ボギーの70で回って通算7アンダー。首位に2打差の3位に浮上した。

【特集】下着・ナプキンが透ける不安「私はずっと気にしていた」 ネットで検索しても答えなき女性アスリートの悩み――陸上・佐藤友佳

 スタートは午前7時。蛭田は20分前にコース入りした。通常では考えられないことだが、蛭田は照れ笑いで言った。

「30センチのパットを残していただけなので、粘ってギリギリまで寝ていました。5分だけパット練習をして」

 難なくパーを奪って、第1Rを67の5アンダーでフィニッシュ。同9時5分の第2Rスタートまでの約2時間を朝食、アップに費やした。

 全ては計算済み。“整えて”臨んだ1番パー5で2日連続の2オンに成功し、2バットでバーディースタート。その後はバーディーあり、ボギーありだったが、大事な場面では呪文のように「強気、強気」とつぶやいた。理由は、前週のヤマハレディースオープン葛城でコンビを組んだ男女ツアー歴代最多39勝(非公認)の清水重憲キャディーから「金言」をもらっていたからだ。

「先週、『ビビリながらやっているからもったいない。もっと強気にいこう』と言われ、『ああ、ビビっていたのか』と思って、『もっと強気に頑張ろう』と心替えをして今週を迎えました。一戦一戦を大事にいこうとして、ショートが多かった。ミスを極端に恐れていたので、そういうところを見て言ってくれたと思います」

 首位の入谷響とは2打差。勝てば、2023年8月のCATレディース以来の通算2勝目になるが、あくまで「テーマとしては『強気に頑張る』なので、明日もそれができればいいと思います」と前を見据えた。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


ABEMA

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
CW-X
MLB
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集