女子ゴルフで2人の19歳がV争い 続々と逸材登場、首位入谷響「意識する」3位中村心「先に優勝を」
女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われた。悪天候でサスペンデッドになった第1R(ラウンド)の残りと第2Rを消化。第1R4位のルーキー・入谷響(加賀電子)は7バーディー、3ボギーの68で回り、通算9アンダーの単独首位に立った。同じく新人の中村心(ヤマエグループHD)も第1R4位から7アンダーの3位。2回目のプロテストで合格した2人の19歳が早くも優勝争いを演じている。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日
女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われた。悪天候でサスペンデッドになった第1R(ラウンド)の残りと第2Rを消化。第1R4位のルーキー・入谷響(加賀電子)は7バーディー、3ボギーの68で回り、通算9アンダーの単独首位に立った。同じく新人の中村心(ヤマエグループHD)も第1R4位から7アンダーの3位。2回目のプロテストで合格した2人の19歳が早くも優勝争いを演じている。
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先にラウンドを終えた入谷は「バーディーをたくさん獲れているのはいいんですが、もったいないボギーが多いのは良くないですね」と残念がった。だが、取材陣から圧倒的な飛距離の話題を振られると、少し口角が上がった。
「中学までは普通でしたが、高校から飛ぶようになりました。練習量が多くなったからだと思うんですけど」
160センチ、75キロ。安定感のある下半身を生かしたドライバーショットはこの日、第2Rの17番で293ヤードを記録した。18番でも300ヤード級のショットを披露。前週のヤマハレディースオープン葛城までのドライバー平均飛距離は257.82ヤードでツアートップ。第2戦のVポイント×SMBCレディスでは第1Rの7番で297ヤードを記録した。
「自分のゴルフは飛距離を生かしていくスタイル。これから、安定していけばもっと飛ばせると思います」
決して飛ばすだけでなく、パーオン率も前週を終えて5位。開幕から5試合連続で予選通過も果たし、「ツアーの厳しいセッテイングに慣れてきました」と自信もつけた。