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女子ゴルフ安田祐香、4打差独走から2位後退で最終日突入 逆転2勝目へ漏らした唯一の願いごと

女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われた。悪天候でサスペンデッドになった第1R(ラウンド)の残りと第2Rを消化。前日、14番を終えて7アンダーの暫定首位だった安田祐香(NEC)は残り4ホールを全てパー。第2Rは1イーグル、3バーディー、4ボギーの71で通算8アンダーとし、首位の入谷響に1打差の2位につけた。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日に出場した安田祐香【写真:Getty Images】
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日に出場した安田祐香【写真:Getty Images】

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日

 女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6585ヤード、パー72)で行われた。悪天候でサスペンデッドになった第1R(ラウンド)の残りと第2Rを消化。前日、14番を終えて7アンダーの暫定首位だった安田祐香(NEC)は残り4ホールを全てパー。第2Rは1イーグル、3バーディー、4ボギーの71で通算8アンダーとし、首位の入谷響に1打差の2位につけた。

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 第2Rの安田はロケットスタートだった。1番パー5でピンまで10ヤードの第3打をカップインさせてイーグル。2番で3メートル、3番では4メートル半のバーディーパットを沈めた。この時点で11アンダー。2位に4打差をつけ、独走態勢を築いたかに思えた。

 だが、本人の内心は「気持ち良く振れていない」だった。前日のサスペンデッド後、コース近くの民間ゴルフ練習場で調整したが、「わかったようで、わかっていない感じ」のままコース入りしていた。

 不安が8番から出て2連続ボギー。後半も1バーディー、2ボギーでスコアを落としてしまった。一方で第1打を左の池に入れ、第3打もフェアウェーに出すだけになった9番では、2メートル半のボギーパットをカップイン。「パットが入ってくれた」と実感を込めた。

 完調ではなくても開幕5試合連続で予選通過を決め、首位に1打差の2位で最終日へ。昨季のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで飾った優勝がツアー唯一の勝利だが、安定感をつけてきた24歳は願いごとを一つだけ明かした。

「(雨が)降り過ぎないようにしてほしいです」

 天気予報では、安田、入谷、蛭田みな美の最終組がスタートする午前9時から雨模様。天に祈りつつ、目の前の一打に集中する。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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