「相手は泥臭い。だから敬意を」 40歳元同僚ボクサーをTKO、互いに後がない豊嶋亮太の2階級制覇

7年前は都内のフィットネスジムで同僚
ウェルター級では東洋太平洋、WBOアジアパシフィック、日本の3タイトルを保持した。昨年5月に日本王座を奪い、1つ上のスーパーウェルター級に転向。同11月の挑戦者決定戦を制し、出田戦を迎えた。王者とは約7年前に都内のフィットネスジムで一緒にインストラクターとして働いた仲。「優しい方」と人柄を知るからこそ、本気でぶつかった。
「出田選手がずっと泥臭くやってきたことは知っている。だから、敬意を持つことを意識した。気持ちは最初からしっかり見せられたかな。出田選手のタフネスと応援の気持ちを背負うハートの強さに押し切れなくて、凄い王者でした」
階級を変えたことで「全然疲れない。動ける体重でフィジカルを生かすべきだと思った」と実感。とはいっても満点ではなく「あれだけやっといて一発で仕留められないのは課題」と反省を口にした。
「(世界の)トップ層はボクサーファイター型でテンポも速い。それとどこまでできるか。僕が本当に大好きな人たちが応援してくれることが幸せ。まだまだこの先に連れて行くので、今後ともよろしくお願いします」
世界的に猛者の多い階級で挑戦を続ける。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)
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