大相撲行司の父が巡業で不在「絶対心配している」 ボクサー波田大和が東洋太平洋初Vへ計量パス

心配性の父に勝利を
波田は、大相撲の元旭道山である旭道山和泰さんを伯父に持ち、行司の木村寿之介を父に持つ。5日の防衛戦は、父が巡業で応援に駆けつけることができないという。
「自分よりお父さんのほうがめっちゃ緊張しています。電話に熱が入っていましたもん。『ちゃんと飯食っているのか。変なもの食うなよ』とか」と語り、「お父さんが来られなかったのが、(過去の試合で)2回か3回あったんですけど、やっぱり感じますね。『過保護感』っていうのが。絶対心配しています」と笑いを誘った。
初防衛戦に絶対的な自信を覗かせた。カルロス・リナレストレーナーから徹底指導。「ちょっとでも出せたらそれが勝ちにつながると思う。ちょっとでも出せたら十分です」と表情を引き締めた。心配する父を安心させるためにも、負けるわけにはいかない。
一方のプロ57戦目の渡邉は、波田について「当然チャンピオンなので強い選手」と警戒。「(これまで)僕が戦ってきた選手は真のチャンピオン。強い選手」と経験をアピールし、「今まで戦ってきた人たちとは違った強さを持っていると思う。人間的、動物的な強さを感じる」と評価した。その上で「勢いとかに飲み込まれないようにしたい」と話した。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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