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大相撲行司の父が巡業で不在「絶対心配している」 ボクサー波田大和が東洋太平洋初Vへ計量パス

ボクシングの東洋太平洋スーパーフェザー級(58.9キロ以下)タイトルマッチ12回戦が5日、東京・後楽園ホールで行われる。都内で行われた4日の前日計量は王者・波田大和(帝拳)が58.8キロ、同級3位・渡邉卓也(DANGAN)が58.9キロで一発クリア。いつも応援に駆け付ける行司の父は不在だが、初防衛の吉報を届けることを誓った。戦績は28歳の波田が16勝(15KO)2敗、36歳の渡邉が41勝(22KO)13敗2分。

前日計量に臨んだ波田大和【写真:澤田直人】
前日計量に臨んだ波田大和【写真:澤田直人】

東洋太平洋Sフェザー級タイトルマッチ12回戦

 ボクシングの東洋太平洋スーパーフェザー級(58.9キロ以下)タイトルマッチ12回戦が5日、東京・後楽園ホールで行われる。都内で行われた4日の前日計量は王者・波田大和(帝拳)が58.8キロ、同級3位・渡邉卓也(DANGAN)が58.9キロで一発クリア。いつも応援に駆け付ける行司の父は不在だが、初防衛の吉報を届けることを誓った。戦績は28歳の波田が16勝(15KO)2敗、36歳の渡邉が41勝(22KO)13敗2分。

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 計量を一発クリアした波田は「最高です。めっちゃ元気です」と満面の笑みを浮かべた。初防衛戦。対戦相手への敬意を忘れない。

 身長171センチの波田は177センチの渡邉に対し「めっちゃでかいから、少なからず減量はきついのかなと思う。仕上げてきてくれたのは本当にありがたい」と感謝した。印象については「めっちゃ優しいっていうのは知っている」と語るも「それをリングに持ち込まないようにしたい」と力を込めた。

 波田は昨年6月に東洋太平洋王座を奪取したサウスポー。所属する帝拳ジムには“王者専用”のロッカーがある。波田は「チャンピオンになったら、自分が練習着とかを置いていいロッカーがもらえる」と説明。この試合に向けて初の専用ロッカーにベルトをかけた。

「着替えるときに毎日見て。『これ俺のだよ』と。嫌でも目に入るようにしていました」。その上で「見るのが嫌っていうわけじゃないんですけど、ゾクっていう感じもあったりして。自分の中では良い緊張感になりました」とベルトの重圧も力に変えている。

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